【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
日銀金融政策決定会合に注目
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
トルコ中銀 2会合連続で据え置きか
北米(米国・カナダ)
重要イベント
1/16~20◎世界経済フォーラム(ダボス会議)
1/17◎カナダ12月消費者物価指数
1/17◎ウィリアムズNY連銀総裁講演
1/17◎モルガン・スタンレー10-12月期決算
1/17◎ゴールドマン・サックス10-12月期決算
1/18☆米12月小売売上高
1/18◎米12月生産者物価指数
1/18☆米12月鉱工業生産
1/18◎米地区連銀経済報告(ベージュブック)
1/18◎ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
1/18◎ハ―カー米フィラデルフィア連銀総裁講演
1/19◎ローガン米ダラス連銀総裁講演
1/19☆米新規失業保険申請件数
1/19◎コリンズ米ボストン連銀総裁講演
1/19◎ウィリアムズNY連銀総裁講演
1/19◎ネットフリックス10-12月期決算
1/20◎カナダ11月小売売上高
1/20◎ウォラーFRB理事講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
6日の雇用統計や12日の消費者物価指数(CPI)の米指標を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを減速させるとの観測が高まっています。2月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けたブラックアウト期間に入る直前のFRB高官らの発言に注目しましょう。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
1/16~20◎世界経済フォーラム(ダボス会議)
1/16◎ユーロ圏財務相会合
1/17◎英12月雇用統計
1/17☆独1月ZEW景況感調査
1/17◎ユーロ圏1月ZEW景況感調査
1/17◎EU財務相理事会
1/18☆英12月消費者物価指数
1/18◎ユーロ圏12月消費者物価指数・改定値
1/19☆ラガルドECB総裁講演
1/19◎ECB議事要旨
1/20◎英12月小売売上高
1/20☆ラガルドECB総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
英国は景気後退懸念が強く、市場は英中銀(BOE)への利上げ期待を後退させています。18日の12月消費者物価指数(CPI)と20日の12月小売売上高に注目が集まるでしょう。また、20日にラガルドECB総裁が講演予定ですが、このところECB高官からは利上げ継続の必要性を訴える発言が相次いでいるため、ECBの金融政策の方向性を占う上でも発言内容に気を配る必要があります。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
1/16~20◎世界経済フォーラム(ダボス会議)
1/17☆中国12月小売売上高
1/17☆中国10-12月GDP
1/17◎OPEC月報
1/18☆日銀金融政策決定会合
1/18☆日銀展望レポート
1/18☆黒田日銀総裁会見
1/19◎日本12月貿易統計
1/19☆豪12月雇用統計
1/20☆日本12月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
18日の日銀金融政策決定会合に注目が集まっています。政策変更の有無にかかわらず円相場は大きく動きそうです。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
1/16~20◎世界経済フォーラム(ダボス会議)
1/17◎OPEC月報
1/18◎南ア12月消費者物価指数
1/18◎南ア11月小売売上高
1/19◎トルコ中銀政策金利
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
トルコのインフレ率は大幅に改善しました。とは言え、依然として前年比で65%近い高水準です。19日にトルコ中銀が引き締めスタンスに転じる可能性は低く、政策金利を2会合連続で据え置くことが予想されています。
新興国のイベント
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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