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FX/為替「ドル/円、CPIによる急変動を警戒 前回は2.5円の急落」 外為どっとコム トゥデイ 2023年1月12日号

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年1月12日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼11日(水)の為替相場
(1):豪11月CPIは予想を上回る
(2):ユーロ圏の要人発言相次ぐ

▼11日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:市場の関心は米12月CPI/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

11日(水)の為替相場

11日(水)の為替相場期間:11日(水)午前7時10分~12日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪11月CPIは予想を上回る

豪11月消費者物価指数は前年比+7.3%と予想(+7.2%)を上回り、前月(+6.9%)から伸びが加速。同時に発表された豪11月小売売上高も前月比+1.4%と予想(+0.6%)を大幅に上回った。豪中銀(RBA)の利上げ姿勢継続見通しが広がり、豪ドルは一時急上昇した。

(2):ユーロ圏の要人発言相次ぐ

ビルロワドガロー仏中銀総裁は「夏までには、インフレを2%に戻すために十分な水準まで金利を引き上げる必要がある」「現在の(政策金利)2%は中立水準、今後数カ月さらに引き上げなければならない」と発言。また、この日はオーストリア中銀のホルツマン総裁が「コアインフレ率はピークを付けていない」とした上で「欧州中銀(ECB)の利上げの決意を変えることができるのはコアインフレ率の低下だけだ」との認識を示した。

11日(水)の株・債券・商品市場

11日(水)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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外為注文情報(ドル/円)

【情報提供:外為どっとコム】

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本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:市場の関心は米12月CPI

昨日のドル/円は、新規の手掛かり材料を欠く中、132.00円台で下げ渋った一方、132.80円台では伸び悩んだ。終値は前日比0.2%高の132.52円前後だった。

本日は米12月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場予想は前年比+6.5%、コア前年比+5.7%となっており、前回11月の+7.1%、+6.0%からさらに伸びが鈍化すると見られている。12月CPIが予想以上に鈍化すれば、米連邦準備制度理事会(FRB)が2月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を25bp(0.25%ポイント)に縮小するとの観測が強まりそうだ。

もっとも、市場はFRBメンバーのけん制にもかかわらず、すでに年前半の利上げ打ち止めと年後半の利下げ転換を織り込みつつある。仮に12月CPIが予想ほど鈍化しなければ、そうした見方が後退する可能性もある。CPIの結果次第で市場の見方が大きく揺さぶられる公算が大きいだけに、今回もドル/円の急変動に警戒が必要だろう。なお、前回の11月CPI(12月13日)は発表直後の1時間でドル/円がほぼ2.5円急落した。

注目の経済指標:米12月消費者物価指数

注目の経済指標

注目のイベント:米要人発言

注目のイベント※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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