
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2026年3月3日 19時00分
オーストラリア 10–12月期GDP(前期比)|9:30発表
オーストラリアGDPは景気の強さを示す主要指標で、RBA(オーストラリア準備銀行:中銀)の政策や豪ドル相場に影響します。
発表数値の確認
- 前回(7–9月期):0.4%
- 予想(10–12月期):0.7%
市場は、政府支出や個人消費の持ち直しを背景に成長加速を見込んでいます。
注目ポイント
今回のGDPでは、RBAが2025年に複数回の利下げを実施し、政策金利は4.10%から3.60%へ引き下げています。これにより家計負担が軽減し、消費や企業投資の下支え要因となっています。消費、企業の設備投資、政府支出が引き続き成長を支えているのか注目されます。結果次第ではRBAの政策金利見通しや豪ドル相場に影響が及ぶ可能性があります。
FX視点(AUD/USD・クロス円)
予想通りの結果(0.7%前後)
底堅さが確認され、豪ドルは小幅に買われやすいものの、トレンドを変えるほどの材料にはなりにくそうです。
強い結果(0.9%以上)
豪経済の回復が評価され、豪ドル買いが入りやすい展開。豪ドル/円はリスク選好が強まれば上昇しやすいと思われます。
弱い結果(0.4%割れ)
消費や投資の弱さが意識され、豪ドル売りが優勢に。RBAの利下げ観測が強まり、豪ドル/円は下方向に振れやすくなります。
アメリカ 2月ADP雇用統計|22:15発表
ADP雇用統計は、2日後に発表される米雇用統計(NFP)の前哨戦として位置づけられ、市場の期待や金利観測を左右する重要指標です。
発表数値の確認
- 前回(1月):2.2万人
- 予想(2月):5.0万人
1月は製造業や大企業で雇用が減少し、弱い内容となりました。2月は小幅な改善が見込まれています。
注目ポイント
今回のADPでは、労働市場の底打ち感がより明確になるのかが焦点となりそうです。ADPはNFPとの連動性が低い時期もありますが、雇用の方向性や賃金動向はFRBの政策判断に影響するため、市場の注目度は高い状況です。
FX視点(ドル/円・ドルストレート)
予想通りの結果(5万人前後)
労働市場の小幅改善が確認され、ドルはやや買われやすいものの、相場の方向性を大きく変える材料にはなりにくいです。ドル円は米金利動向に連動しやすい地合いが続きます。
強い結果(7万人以上)
雇用の底堅さが意識され、ドル買いが優勢になりやすい展開。FRBの利下げ時期が後ずれする思惑が強まり、ドル円は上方向に反応しやすくなると考えます。
弱い結果(2万人割れなど)
労働市場の減速懸念が再燃し、ドル売りが出やすい状況に。賃金の伸びが鈍化した場合はFRBの利下げ観測が強まり、ドル円は下方向に動きやすくなると見ています。
アメリカ 2月ISM非製造業景況指数|翌0:00発表
ISM非製造業景況指数は、アメリカのサービス業の景気を示す指標で、経済の動きやインフレの強さをつかむうえで重要です。サービス業は米経済の大部分を占めるため、この数字は金融市場でも注目されています。
発表数値の確認
- 前回(1月):53.8
- 予想(2月):53.5
1月は予想を上回り、サービス業の拡大が続きました。2月はやや減速が見込まれていますが、依然として景気拡大のライン(50)を上回る水準です。
注目ポイント(平易な文章)
今回のISMでは、サービス業の勢いがどれだけ続いているかがポイントになります。特に、今後の景気を示す新規受注や、インフレの強さを示す価格指数(Prices Paid)がどう動くかが注目されます。サービス業は価格が下がりにくい分野でもあるため、価格指数が高いままだと、FRBの利下げが遅れる可能性が意識されます。また、雇用の動きも重要で、企業が採用を続けているかどうかが景気の底堅さを判断する材料になります。
FX視点(ドル/円・ドルストレート)
予想通りの結果(53.5前後)
サービス業の拡大が続いていることが確認され、ドルは底堅くなりやすいものの、相場の方向性を大きく変える材料にはなりにくいです。
強い結果(54.5以上など)
サービス業の強さが意識され、ドル買いが入りやすい展開。価格指数が高ければ、FRBの利下げが遅れるとの見方が強まり、ドル円は上方向に反応しやすくなります。
弱い結果(52割れなど)
サービス業の減速が意識され、ドル売りが出やすい状況に。価格指数が下がればインフレ鈍化が意識され、利下げ観測が強まり、ドル円は下方向に振れやすくなります。

※Bloombergのデータを基に作成
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