【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
RBA政策金利 25bpの利上げか
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
トルコCPIに注目
北米(米国・カナダ)
重要イベント
11/1☆米10月ISM製造業景況指数
11/2☆米10月ADP全国雇用者数
11/2☆FOMC
11/2☆パウエルFRB議長会見
11/3◎米9月貿易収支
11/3☆米新規失業保険申請件数
11/3☆米10月ISM非製造業景況指数
11/4◎カナダ10月雇用統計
11/4☆米10月雇用統計
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の焦点でしょう。75bp(0.75%ポイント)の大幅利上げを継続する見通しですが、市場にはFOMCが12月にも利上げペースを緩めるとの観測が広がっています。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言に注目が集まりそうです。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
10/31☆ユーロ圏10月消費者物価指数・速報値
10/31☆ユーロ圏7-9月期GDP・速報値
11/2◎独9月貿易収支
11/2◎独10月雇用統計
11/3☆ラガルドECB総裁講演
11/3◎ユーロ圏9月失業率
11/3☆BOE政策金利
11/3☆BOE議事録
11/3☆BOE金融政策報告
11/3☆ベイリーBOE総裁会見
11/4☆ラガルドECB総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
英中銀(BOE)の金融政策発表に注目が集まりそうです。新政権の発足で英債安(金利上昇)や英株の下落はひとまず収まりましたが、景気後退懸念はくすぶり続けています。そうした中でもBOEはインフレ退治に向けて金融引き締めを続ける見込みです。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
10/31◎豪9月小売売上高
10/31☆中国10月製造業PMI
10/31☆中国10月非製造業PMI
10/31◎日本外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
11/1☆中国10月財新製造業PMI
11/1☆RBA政策金利
11/1☆ロウRBA総裁講演
11/2◎NZ7-9月雇用統計
11/2◎日銀・金融政策決定会合議事録
11/3◎豪9月貿易収支
11/3◎中国10月財新サービス業PMI
11/4◎RBA金融政策報告
11/4◎ソフトバンク7-9月期決算
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
豪中銀(RBA)は1日の理事会でも25bp(0.25%ポイント)の小幅な利上げを決めると見られています。今後の利上げペースを読む上で、RBAの声明とロウ総裁の講演が注目されそうです。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
10/31◎メキシコ7-9月期GDP・速報値
10/31◎南ア9月貿易収支
11/3◎トルコ10月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
トルコの消費者物価指数(CPI)は前年比+80%台というきわめて高い水準で推移しています。にもかかわらずトルコ中銀は利下げを継続中です。3日の10月CPIの伸びが僅かでも鈍化すれば利下げ観測がさらに高まりそうです。
新興国のイベント
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神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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