FX/為替予想「豪ドル/円はFRBの利上げペース減速期待で買われる?円買い介入には引き続き警戒を!」今日の豪ドルトレード分析 2022/10/24

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は小幅続伸。中国のゼロコロナ政策の一部が緩和されるとの期待、米国の利上げペースが減速するとの期待から原油需要が高まった。1バレル=85ドル台まで上昇(10月21日)。

・9月分の豪雇用者数は900人増と予想の2.5万人増を大きく下回る。失業率は3.5%、労働参加率は66.6%と前月から横ばいとなった(10月20日)。

・10月4日に豪準備銀行(RBA)は金融政策会合を開催。市場予想の0.50%を下回る0.25%の利上げを実施し、政策金利を2.60%とした。

・9月29日に豪統計局は7,8月の月次消費者物価指数(CPI)を発表。7月が前年比+7.0%、8月が+6.8%とインフレ率は高止まりしている。7月27日発表の豪2022年4-6月CPIは前年比+4.9%(トリム平均)と、インフレ率は前期(+3.7%)から急伸する結果となった。次回は10月26日発表。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調さを維持している(8月17日)。次回は11月16日発表予定。

今日のメインシナリオ

豪ドル/円はFRBの利上げペース減速期待で買われる?円買い介入には引き続き警戒を!

10月21日に「米連邦準備制度理事会(FRB)が12月以降の利上げペースを減速させる」と報じられた。これまでは米国の大幅利上げの影響から米ドル独歩高状態だったが、出口が意識され始めたことによりこの状況に歯止めがかかる可能性が出てきた。

本日は欧、英、米の製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI)がそれぞれ発表される。市場予想ではほとんどの国(地域)が前月よりも悪化、且つ好不況の境目と言われる50.0を下回っている。世界的に景気減速が懸念されていることから、予想を下回る結果となれば、資源国通貨の豪ドルには売り圧力がかかりそうだ。
また、21日に財務相・日銀による円買い介入が実施された可能性が高く、ドル/円が大幅に下落した(24日8:45現在、為替介入と思われる動きがあり豪ドル/円は一時92.92円前後まで急落)。日米の金融政策の方向性の違いを考えると、更なる追加の介入などがない限りは米ドル/円は底堅いと思われる。豪ドル/円の下値を支える要因となりそうだが、米ドル/円の動きには普段以上に注意が必要だ。

個別の想定シナリオ

■FRBの利上げペースが減速する可能性
⇒米長期金利上昇に一服感
豪ドルは対米ドルで買い戻しが入る
⇒豪ドル/円は上昇

チャート分析

今後の注目材料

米ドル/円の動き
欧英米の10月製造業・サービス業PMI
世界的な株価動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に太陽が覗き、豪ドル/米ドルは曇り。9時に豪ドル/円の移動平均で買いシグナルが、豪ドル/円のMACDと豪ドル/米ドルのボリンジャーバンドとストキャスティクスで売りシグナルが点灯。

 

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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