FX/為替予想「豪ドル/円は底堅い?住宅建設許可件数が下振れても影響はほぼなし!」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/8/30

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は大幅続伸。①OPECプラスによる減産の動きが強まっていること、②イランの核合意再建に向けた交渉が9月にずれ込むとの見通しによる原油の供給懸念が強まったこと、③リビアで武装組織同士の衝突による同国の生産状況への影響懸念が台頭したこと、などの理由から原油が買われ、1バレル=97ドル台まで大幅に上昇した(8月29日)。

・7月分の豪雇用者数は4.09万人減と予想の2.5万人増を大幅に下回る。失業率は3.4%まで低下、労働参加率は66.4%(前月66.8%)へ低下した(8月18日)。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調な伸びを続けている(8月17日)。

・8月2日の豪準備銀行(RBA)理事会で政策金利を市場予想(0.25%~0.50%)通り0.50%の利上げを実施。次回以降も大幅利上げの可能性は残したが、先月までのタカ派的な姿勢は後退した。

・7月27日発表の豪2022年4-6月期消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%(トリム平均)と、インフレ率は前期(+3.7%)から急伸する結果となった。

今日のメインシナリオ

豪ドル/円は底堅い?住宅建設許可件数が下振れても影響はほぼなし!

本日は豪7月住宅建設許可件数が発表される。元々、プラスマイナスの振れ幅が大きい指標である。さらに、昨日発表された豪7月小売売上高が予想を大幅に上回る結果となり、豪州の消費が高金利や物価高に負けない力強さを保っていることを証明した。そのため、住宅建設許可の結果が予想を下回ったとしても、即座に豪ドル売りに繋がる可能性は低いとみている。市場ではRBAの大幅利上げが住宅建設許可件数の結果に影響を及ぼし始めるとの思惑が台頭している。金利の上昇が、住宅ローンなどの多額の新規借り入れに影響を与えやすいからだ。今回の住宅建設許可件数は近未来の豪経済を予測するイベントとなりそうだ。

8月26日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の米ジャクソンホールでの発言を受けて、米国の長期にわたる金融引き締め継続への思惑が高まっている。豪ドルは原油などの資源価格が上昇要因、米金融引き締め長期化懸念による株価の低迷が下落要因となる。米長期金利が底堅いことから米ドル/円は買われやすい地合いが続くとみている。米ドル/円が底堅いことから、豪ドル/円の下値も限定的になるのではないか。

個別の想定シナリオ

■米国の金融引き締め長期化懸念
⇒米長期金利が下げにくい
⇒米ドル/円は底堅い
⇒豪ドルの売り買い材料は様々
⇒底堅い米ドル/円に支えられ、豪ドル/円も底堅い

チャート分析

今後の注目材料

10:30 豪7月住宅建設許可件数
株価、米長期金利動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に雨がぱらつき、豪ドル/米ドルは曇り空に晴れ間が覗く。7時に豪ドル/米ドルのMACDで買いシグナル点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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