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FX/為替「ドル/円13週線割れ 3月の上昇開始以来で初」 外為トゥデイ 2022年8月15日号

外為トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年8月15日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼12日(金)の為替相場
(1):複数の英経済指標発表
(2):ユーロ圏鉱工業生産は予想を上回る
(3):米指標発表後に値を上げるも伸び悩み

▼12日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:13週線を巡る攻防が焦点/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

12日(金)の為替相場

12日(金)の株・債券・商品市場期間:12日(金)午前6時10分~13日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):複数の英経済指標発表

英4-6月期国内総生産(GDP)・速報値は前期比-0.1%と予想(-0.2%)は上回ったが、5四半期ぶりにマイナスに転じた。英6月鉱工業生産は前月比-0.9%(予想-1.4%)、同貿易収支は228.47億ポンドの赤字(予想223.00億ポンドの赤字)であった。英国の景気後退(リセッション懸念)を巡る懸念が根強く、一連の英経済指標発表を受けたポンド買いは続かなかった。

(2):ユーロ圏鉱工業生産は予想を上回る

ユーロ圏6月鉱工業生産は前月比+0.7%と予想(+0.2%)を上回った。5月分は前月比+0.8%から+2.1%へと大幅に上方修正された。

(3):米指標発表後に値を上げるも伸び悩み

米8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値は55.1と市場予想(52.5)を上回り3カ月ぶりの高水準となった。5-10年期待インフレ率も予想(2.8%)を上回る3.0%となった。これを受けてドル買いがやや優勢となったが133.80円台では伸び悩んだ。その後バーキン米リッチモンド連銀総裁は1970年代のような政策ミスを回避すべく「インフレが目標の2%で推移することが明確になるまでは景気に弱さが見られたとしても利上げを継続する必要がある」との見解を示した。

12日(金)の株・債券・商品市場

12日(金)の株・債券・商品市場

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本日の見通し

本日の見通し

ドル/円の見通し:13週線を巡る攻防が焦点

12日のドル/円は終値ベースで約0.4%上昇。週末を控えた持ち高調整と見られるドル買いなどで一時133.89円前後まで上昇したものの、米10年債利回りの低下を受けて伸び悩むと133円台半ばで取引を終えた。週間では、米7月消費者物価指数(CPI)と米7月生産者物価指数(PPI)がインフレ鈍化の兆候を示したことで約1.1%下落。今年3月の上昇開始以来初めて13週移動平均線を割り込んで引けた。134.10円台を通る同移動平均線を巡る攻防が目先の値動きの焦点となろう。13週移動平均線を下回る時間帯が続けば調整圧力が増す可能性もありそうだ。

注目の経済指標

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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