【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
豪CPIの結果が利上げの鍵を握る
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・ロシア)
南アでCPIや貿易収支が発表
北米(米国・カナダ)
重要イベント
4/26◎米4月消費者信頼感指数
4/26◎米3月新築住宅販売件数
4/26◎マイクロソフト1-3月期決算
4/26◎アルファベット1-3月期決算
4/27◎メタ・プラットフォームズ1-3月期決算
4/28☆米新規失業保険申請件数
4/28☆米1-3月期GDP・速報値
4/28◎ツイッター1-3月期決算
4/28◎アップル1-3月期決算
4/28◎インテル1-3月期決算
4/28◎アマゾン1-3月期決算
4/29◎米3月個人消費支出
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
28日に米1-3月期国内総生産(GDP)が発表されます。ウクライナ危機の影響などで前の四半期から伸びが鈍ると見られています。米連邦準備制度理事会(FRB)の引締め計画が修正を迫られるほどの大幅な景気減速にならないか確認する必要がありそうです。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
4/24☆仏大統領選挙
4/25☆独4月IFO企業景況感
4/28☆独4月消費者物価指数・速報値
4/28◎ECB経済報告
4/29☆独1-3月期GDP・速報値
4/29☆ユーロ圏4月消費者物価指数・速報値
4/29☆ユーロ圏1-3月期GDP・速報値
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
24日のフランス大統領選挙は現職のマクロン氏が有利と伝えられていますが、もしEU懐疑派のルペン氏が逆転で勝利すればユーロは大幅に下落する可能性があります。25日の東京市場オープン前後に大勢が判明する見通しだけに、週明けのユーロ相場の動きに注目です。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
4/27☆豪1-3月期消費者物価指数
4/28☆日銀金融政策決定会合
4/28☆日銀展望レポート
4/28◎NZ3月貿易収支
4/28☆黒田日銀総裁講演
4/29◎豪1-3月期生産者物価指数
4/29☆中国4月財新製造業PMI
4/30◎中国4月製造業PMI
4/30◎中国4月非製造業PMI
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
27日の豪1-3月期消費者物価指数はさらに伸びが加速する見通しです。豪中銀(RBA)は、この結果を踏まえて利上げの是非を判断するとしており、要注目の経済指標となります。他方、日銀は金融緩和を維持する姿勢と、日本全体で見れば「円安はプラス」との見解を維持するのか注目です。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・ロシア)
重要イベント
4/27◎メキシコ3月貿易収支
4/28◎南ア3月生産者物価指数
4/28◎メキシコ3月失業率
4/29◎トルコ3月貿易収支
4/29◎ロシア中銀政策金利発表
4/29◎メキシコ1-3月期GDP・速報値
4/29◎南ア3月貿易収支
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
南アフリカでは3月の生産者物価指数や貿易収支などが発表されます。ただ、市場としては先週発生した大洪水や国営電力会社の計画停電に関する続報が気になるところでしょう。
新興国のイベント
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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