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ドル・円は主に128円を挟んだ水準で推移か、日米金利差拡大の思惑残る

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東京市場オープニングコメント

「ドル・円は主に128円を挟んだ水準で推移か、日米金利差拡大の思惑残る」
 20日のドル・円は、東京市場では129円40銭から128円06銭まで下落。欧米市場では、128円71銭から127円46銭まで続落し、127円88銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に128円を挟んだ水準で推移か。米長期金利は低下したが、日米金利差拡大の思惑は残されており、ドルは下げ渋る可能性がある。
 20日のニューヨーク外為市場では米長期金利の低下を意識してドル売り・円買いが優勢となった。イエレン米財務長官と鈴木財務相との二者会談が行われるとの見方が出ていることもドル売り材料となったようだ。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め加速への思惑は消えていないこと、日本銀行は現行の金融緩和策を長期間維持する可能性があることから、ドル売り・円買いは長く続かないとの声も聞かれている。市場関係者の間では「1ドル=130円到達の可能性は残されており、米長期金利の上昇につながる材料が提供された場合、ドル買い・円売りが再び強まる」との見方が多いようだ。目先的には128円台での取引が主体となる可能性があるものの、相場自体は不安定な状態が続く可能性がありそうだ。

《午前8時現在》 ドル・円: 127.70円-128.70円 127円台後半でドル買い興味
           ユーロ・円: 138.60円-139.60円 138円台後半でユーロ買い興味
           豪ドル・円: 95.00円-96.00円 95円近辺で豪ドル買い興味



通貨別分析

 

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