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FX/為替「ドル/円、調整売り優勢」 外為トゥデイ 2022年3月31日号

外為トゥデイ

目次

▼30日(水)の為替相場
(1):円買い加速
(2):独CPIは予想を上回る伸び
(3):米GDP確定値は下方修正

▼30日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:月末最終日で調整売り優勢か

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

30日(水)の為替相場

30日(水)の為替相場期間:30日(水)午前6時10分~31日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):円買い加速

黒田日銀総裁が岸田首相と官邸で会談すると報じられると、日銀が政府から「円安対策」を求められるのではとの思惑が広がり円買いが加速。期末に絡んだ実需のドル売りや持ち高調整の円買いで122円台を割り込んでいたドル/円は121.30円前後まで下値を拡大した。ユーロ/円も一時135円台を割り込むなど、クロス円も軒並み下落した。

ただ、その後黒田日銀総裁が会見を行い「岸田首相から特別な事は言われなかった」「為替についての話はとくになかった」と説明すると、円売りにやや傾いた。総裁は「日銀の金融市場調節(オペレーション)が直接的に為替に影響与えているとは思わない」とも発言。日銀はこの日も「指値オペ」を実施して長期金利を0.25%以下に抑制する姿勢を強調した。

(2):独CPIは予想を上回る伸び

独3月消費者物価指数(CPI)は前年比+7.3%と市場予想(+6.2%)を上回る伸びとなり前月の+5.1%から加速。欧州連合(EU)基準のCPIも前年比+7.6%に加速した。東西ドイツ統一後の1990年代初頭に統計を開始して以来最大の伸びを記録した。なお、これに先立ち欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は「短期的にはインフレ率の上昇と成長率の鈍化が見込まれる」としながらも「食品とエネルギー価格の上昇は続かず、スタグフレーション(不況と物価高の同時進行)は避けられる」との見方を示した。

(3):米GDP確定値は下方修正

米10-12月期国内総生産(GDP)・確定値は前期比年率+6.9%となり、改定値の+7.0%から下方修正された。個人消費の下方修正(+3.1%から+2.5%)が響いた。その前に発表された米3月ADP全国雇用者数は前月比45.5万人増だった(予想45.0万人増)。

30日(水)の株・債券・商品市場

30日(水)の株・債券・商品市場

外為注文情報

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外為注文情報(ドル/円)

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本日の見通し

本日の見通し

ドル/円の見通し:月末最終日で調整売り優勢か

昨日のドル/円は121円台へと続落。月末を控えた持ち高調整と見られる円買戻しが続き、一時121.30円前後まで下落した。終値は約0.9%安の121.82円前後だった。28日に付けた6年7カ月ぶり高値の125.08円前後からは約2.6%下落している。それでも、月間では依然として約6.3%上昇しており、月末最終日の本日も持ち高調整のドル売り・円買いが優勢となりやすいだろう。

もっとも、明日には米3月雇用統計の発表が予定されており、市場の焦点は月替わりとともに再び米国の利上げに向かう公算が大きい。こうした中、下値では一定の押し目買いが入りそうだ。ドル/円の下値のメドとしては、月間の上げ幅の38.2%押しにあたる121.10円前後や心理的節目の121.00円などが挙げられる。

注目の経済指標

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