FX週間テクニカル分析 2022/02/21〜02/25の見通し インフレドル高、ユーロ高がメインシナリオ。ウクライナ情勢の緊迫化に注意

▼USD/JPY　個人消費支出が予想以上になる場合はドル高再燃か。3本の移動平均線は上昇相場を示す強気のパーフェクトオーダー。予想レンジは113.170〜116.920
▼EUR/USD　短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは1.1126〜1.1521
▼EUR/JPY　短期と中期移動平均線が横ばいで相場はレンジ相場。予想レンジは128.890〜131.660
▼AUD/JPY　3本の移動平均線が水平に移動しておりトレンドが見えない状況。今週も横ばい継続を予想。予想レンジは80.930〜84.230
▼GBP/JPY　3本の移動平均線は強気のパーフェクトオーダー。上昇相場継続を予想。予想レンジは153.950〜158.830
▼ZAR/JPY　短期移動平均線が中期線をゴールデンクロス。上昇相場の始まりか。予想レンジは7.390〜7.820
▼TRY/JPY　3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを形成しており下降相場継続を予想。予想レンジは6.370〜10.460
▼MXN/JPY　3本の移動平均線は上昇相場を示唆。＋1σラインをゴールデンクロスしており買いサイン点灯。予想レンジは5.560〜5.780

USD/JPY

USD/JPY 週足の見通し：個人消費支出が予想以上になる場合はドル高再燃か。3本の移動平均線は上昇相場を示す強気のパーフェクトオーダー。予想レンジは113.170〜116.920

・2017年1月より長期的に下落基調だったがバイデン政権になって反発
・2016年12月の高値から引ける下降トレンドラインが長くレジスタンスラインだったものの2021年6月にブレイク
・先週のドル円週足はウクライナ情勢が緊迫化したことによってリスクオフになる一面も
・今週はインフレ指標である米個人消費支出の結果が良好であればドル高再燃か。ウクライナ情勢には注意
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は1.874
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）113.170〜116.920

USD/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をゴールデンクロスし買いサイン点灯

・先週のドル円日足は短期移動平均線をゴールデンクロスして買いサイン
・今週も上昇相場継続を予想

USD/JPY サマリー

・個人消費支出が予想以上になる場合はドル高再燃か。3本の移動平均線は上昇相場を示す強気のパーフェクトオーダー。予想レンジは113.170〜116.920

EUR/USD

EUR/USD 週足の見通し：短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは1.1126〜1.1521

・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東・東欧・アフリカで有事が起こった際には売りが出る傾向がある
・先週のユーロドル週足はウクライナ情勢の緊迫化や、ECB総裁が金融緩和縮小に慎重な姿勢を示したことなどにより下落
・3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを示しており、今週は下落相場継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.01976
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）1.1126〜1.1521

EUR/USD 日足の見通し：短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯

・先週のユーロドル日足は短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・今週も下落継続を予想

EUR/USD サマリー

・短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは1.1126〜1.1521

EUR/JPY

EUR/JPY 週足の見通し：短期と中期移動平均線が横ばいで相場はレンジ相場。予想レンジは128.890〜131.660

・先週のユーロ円週足は横ばい
・今週も横ばい継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は1.387
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）128.890〜131.660

EUR/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯

・先週のユーロ円日足は短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・3本の移動平均線は横に推移しており、今週も横ばい継続を予想

EUR/JPY サマリー

・短期と中期移動平均線が横ばいで相場はレンジ相場。予想レンジは128.890〜131.660

AUD/JPY

AUD/JPY 週足の見通し：3本の移動平均線が水平に移動しておりトレンドが見えない状況。今週も横ばい継続を予想。予想レンジは80.930〜84.230

・3本の移動平均線は水平に推移。
・今週も横ばい継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は1.647
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）80.930〜84.230

AUD/JPY 日足の見通し：短期移動平均線が中期をゴールデンクロス。長期移動平均線は水平でトレンドは見えにくい状況

・先週の豪ドル円日足は短期移動平均線が中期線をゴールデンクロス。ただし、長期移動平均線は横ばいでトレンドが見えにくい状況
・今週も横ばい継続を予想

AUD/JPY サマリー

・3本の移動平均線が水平に移動しておりトレンドが見えない状況。今週も横ばい継続を予想。予想レンジは80.930〜84.230

GBP/JPY

GBP/JPY 週足の見通し：3本の移動平均線は強気のパーフェクトオーダー。上昇相場継続を予想。予想レンジは153.950〜158.830

・先週のポンド円週足は＋1σより上で陽線引け
・3本の移動平均線は強気のパーフェクトオーダーを示しており、今週も上昇トレンド継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は2.441
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）153.950〜158.830

GBP/JPY 日足の見通し：3本の移動平均線は強気のパーフェクトオーダー。上昇相場継続を予想

・3本の移動平均線は強気のパーフェクトオーダー
・今週も上昇継続を予想

GBP/JPY サマリー

・3本の移動平均線は強気のパーフェクトオーダー。上昇相場継続を予想。予想レンジは153.950〜158.830

ZAR/JPY

ZAR/JPY 週足の見通し：短期移動平均線が中期線をゴールデンクロス。上昇相場の始まりか。予想レンジは7.390〜7.820

・先週の南アランド円週足は短期移動平均線が中期線をゴールデンクロス。上昇相場の始まりか
・今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.215
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）7.390〜7.820

ZAR/JPY 日足の見通し：＋1σラインをデッドクロス。売りサイン点灯。ただ3本の移動平均線は強気のパーフェクトオーダーを形成しており上層相場継続を予想

・先週の南アランド円日足は＋1σラインをデッドクロス。売りサイン点灯
・ただ、3本の移動平均線は強気のパーフェクトオーダーを形成しており、今週も上昇相場継続を予想

ZAR/JPY サマリー

・短期移動平均線が中期線をゴールデンクロス。上昇相場の始まりか。予想レンジは7.390〜7.820

TRY/JPY

TRY/JPY 週足の見通し：3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを形成しており下降相場継続を予想。予想レンジは6.370〜10.460

・先週のトルコリラ円週足も小動き
・3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを示しており、今週も下降相場継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は2.043
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）6.370〜10.460

TRY/JPY 日足の見通し：3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを形成しており下降相場継続を予想

・先週のトルコリラ円日足は短期移動平均線に上値を抑えられる形で横ばいに推移
・3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを形成しており、今週も下落継続を予想

TRY/JPY サマリー

・3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを形成しており下降相場継続を予想。予想レンジは6.370〜10.460

MXN/JPY

MXN/JPY 週足の見通し：3本の移動平均線は上昇相場を示唆。＋1σラインをゴールデンクロスしており買いサイン点灯。予想レンジは5.560〜5.780

・先週のメキシコペソ円週足は3本の移動平均線が強気のパーフェクトオーダーを形成しており、上昇相場を示唆
・＋1σラインをゴールデンクロスしており、今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.114
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）5.560〜5.780

MXN/JPY 日足の見通し：＋1σラインをサポートとして堅調に推移。3本の移動平均線は上昇相場継続を示唆

・先週のメキシコペソ円日足は＋1σラインをサポートとして堅調に推移
・3本の移動平均線は上昇相場継続を示唆。今週は上昇を予想

MXN/JPY サマリー

・3本の移動平均線は上昇相場を示唆。＋1σラインをゴールデンクロスしており買いサイン点灯。予想レンジは5.560〜5.780

※外為どっとコムのFX口座「外貨ネクストネオ」よりチャートを参照しています。

岩田仙吉（いわたせんきち）氏
株式会社タートルズ代表/テクニカルアナリスト
2004年、東京工業大学から一橋大学へ編入学。専門は数理経済学。卒業後、FX会社のシステムトレードプロジェクトのリーダーになり、プラットフォーム開発および自動売買プログラムの開発に従事。その後、金融系ベンチャーの立ち上げに参画。より多くの人に金融のことを知ってほしいと思い金融教育コンテンツの制作に集中するために会社を創業。現在は、ハイリスク・ハイリターンの投資手法ではなく、初心者でも長く続けられるリスクを抑えた投資手法を研究中。