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FX「今週は財政演説、財政は改善傾向か」南アランド見通し

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総括

FX「今週は財政演説、財政は改善傾向か」南アランド見通し

通貨首位、株価5位
予想レンジ 南アランド円 7.3-7.8

(ポイント)
*1月CPIは5.7%と12月の5.9%から低下
*小売売上は4か月連続増加
*今週は財政に関する演説がある
*今週の指標は4Q失業率や1月生産者物価
*不安材料は低成長と与党ANCの支持率低下
*最強通貨維持、貿易黒字が支えている
*株価も強い
*金、銀、白金、パラジウム価格が高い
*インフレは目標圏内に収まっている
*350ランドのコロナ助成金の1年延長
*来年は1%のVAT引き上げが予想されている
*財政は改善している
*ZONDO委員会がズマ時代の汚職報告書を提出
*IMF成長見通し下方修正
*中国景気指標に左右される南ア経済である

(依然、年初来通貨最強)
先週後半は2日連続陰線で弱かったが、依然、年初来通貨最強である。南ア株価指数も年初来2.91%高と世界でも数少ないプラス圏市場だ。需給は良し。貿易・経常収支は黒字。世界的なインフレで南ア産出の金、白金、パラジウム、銀価格も強い。財政も改善傾向となっている。

(不安材料)
不安材料はある。今年の成長率が2%程度と弱いこと、与党ANCの支持率が低下していることだ。米国利上げによる債務負担の増大、ウクライナ危機でのリスク回避もあるが、意外に耐えている。今週は先週の大統領の施政演説(SONA)に続危機23日に予算教書がある。財政状況や経済対策に注目したい。

(1月消費者物価など)
先週は1月消費者物価が5.9%から5.7%へ低下、前月比では0.2%上昇。前月は0.6%上昇だった。食品・非アルコ-ル飲料・燃料・エネルギーを除くコアインフレ率は前年比3.5%。前月は3.4%だった。前月比では0.2%。前月は0.3%だった。
12月小売売上は前年比3.1%増で11月の2.7%増から改善した。4か月連続の増加であった。

(今週の指標)
今週は4Q失業率や1月生産者物価の発表がある。

(2022年に政府が重点的に取り組むべき5つの柱)
新型コロナウイルスの克服
インフラ事業の大規模な展開
国内製造業の活性化

テクニカル分析(ランド/円)

先週末は連続陰線

日足、ボリバン2σ上限から下落。2月14日-18日の上昇ラインがサポート。2月10日-18日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き。雲の上。
週足、ボリバン2σ上限近くまで上伸も、2週連続上ヒゲを残す。2月7日週-14日週の上昇ラインがサポート。2月7日週-14日週の下降ラインが上値抵抗。
月足、ボリバン中位から雲へ向かって反発。21年6月-10月の下降ラインが上値抵抗。12月-1月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年も陽線スタート。18年-21年の下降ラインが上値抵抗。20年-21年の上昇ラインがサポート。

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喜望峰

南アなど新興市場国、FRBの金融引き締めへの備え改善

S&Pは、新興市場国にとって資金調達環境は対内的にも対外的にも引き締まっているが、こうした国々はFRBの今後の金融引き締めサイクルへの備えが改善していると指摘した。
S&Pは、FRBの引き締めサイクルのペースが予想より速まった場合、アルゼンチン、チリ、コロンビア、トルコは経常収支が影響の主な波及経路になると予想。ブラジル、インド、南アフリカでは財政不均衡が主な波及経路になるという。


情報提供元:FX湘南投資グループ
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