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FX/為替「ドル/円、クリスマス休暇で凪相場」 外為トゥデイ 2021年12月24日号

外為トゥデイ

目次

▼23日(木)の為替相場
(1):黒田総裁発言には反応薄
(2):新型コロナ変異株に対する楽観的見方が広がる
(3):米コアPCEデフレーターは1983年以来の高い伸び
(4):株高・原油高でリスクオン

▼23日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:参加者限られ凪相場か

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

23日(木)の為替相場

23日(木)の為替相場期間:23日(木)午前7時10分~24日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):黒田総裁発言には反応薄

黒田日銀総裁は、円安による海外事業の収益押し上げ効果は以前よりも大きいとし、改めて「円安方向の動きは日本にとってプラス効果のほうが大きい」との見解を示した。円相場の反応は限定的だった。

(2):新型コロナ変異株に対する楽観的見方が広がる

英国では新型コロナウイルスの新規感染者が12万人に迫り過去最多を更新。それにもかかわらずポンドは欧州市場で上昇した。英保険安全保障庁はこの日、オミクロン株感染者が入院に至る確率はデルタ株と比べて50-70%低く、救急治療が必要になる確率も31-45%下回るとの分析結果を発表した。また、英製薬大手アストラゼネカは、既存の新型コロナワクチンがオミクロン株にも有効とするデータを公表した。

(3):米コアPCEデフレーターは1983年以来の高い伸び

米11月個人消費支出(PCE)は前月比+0.6%と予想通りだった。米11月PCE価格指数(デフレーター)は前年比+5.7%とこちらも予想通りの伸びとなった。一方、食品とエネルギーを除いたコアPCEデフレーターは前年比+4.7%と予想(+4.5%)を上回り、1983年以来の高い伸びを記録した。このほか、米新規失業保険申請件数は20.5万件と予想通りで前週から横ばい。米11月耐久財受注は前月比+2.5%と予想(+1.8%)を上回った。

(4):株高・原油高でリスクオン

新型コロナ変異株「オミクロン」は思ったほど脅威にならないとの見方が広がり、米国株が続伸。NY原油(WTI)も続伸する中、豪ドル/円は82.99円前後まで上昇して11月25日以来の高値を付けた。他のクロス円も堅調だったが、ドル/円はリスクオンのドル売りの影響で節目の114.50円を前にやや伸び悩んだ。

23日(木)の株・債券・商品市場

23日(木)の株・債券・商品市場

外為注文情報

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外為注文情報(ドル/円)

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

本日の見通し

ドル/円の見通し:参加者限られ凪相場か

昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。世界的な株高と米長期金利上昇を背景に114.47円前後まで強含んで11月26日以来の高値を付けた。新型コロナ変異株「オミクロン」を巡る懸念が後退するとともに市場のリスク志向が回復しており、ドル/円は本日も堅調を維持しそうだ。

ただ、本日はクリスマスの振替休日でNY市場は休場。米長期金利に動きがない中ではドル/円の値動きも限られる公算が大きい。ロンドン市場はオープンするが、クリスマス・イブで参加者はきわめて限られると見られ、動意は高まりにくいだろう。突発的な材料がない限り、本日のドル/円は「凪相場」となりそうだ。

注目の経済指標

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