豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日の豪ドル トレードシナリオ
ここまでの相場
・消費者物価指数は前年比+2.1%(トリム平均)と約6年ぶりにRBAの目標レンジ内に。
・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。(現状2.2%)
・「オミクロン株」への警戒感は残る。12月23日の新規感染者数は約8,700人と3日連続史上最多を更新。しかも22日は約5,700人だったので大幅増加している。だが、豪政府は行動制限を導入しない方針。
・12月16日の豪雇用統計は36.61万人増と歴史的な増加幅。
・北京オリンピックの外交的ボイコット、ウイグル強制労働防止法案など米中関係の悪化懸念。
・欧州の天然ガス価格がロシアからの供給懸念で上昇中。原油価格をはじめとしたエネルギー価格に影響。
・オミクロン株に対する警戒感が後退する中で、リスクオンの動きとなり円、米ドルが売られる。
今日のメインシナリオ
豪ドルは底堅い動きが続きそう
例年通りだと本日の東京時間も動意に欠けることとなるが、今年は少し違うかもしれない。オミクロン株関連のニュースやトルコリラ関連ニュースが材料となりそう。
オミクロン株に関してはポジティブな材料が出始めており、引き続きリスクオン材料となり得る。
トルコリラに関してはトルコ政府がリラ買い戦略を取っているので市場参加者が減少しているこの時期にリラ売り材料が出ても反応は薄くなりそう
そういった面から見ると豪ドルも底堅い動きが続くとみる。
例年、欧米勢は12月25日が休場となり、それに合わせて東京時間も為替相場はやる気なし。今年は25日が土曜日のため24日が振替休日。
個別の想定シナリオ
■オミクロン株克服への楽観的なムードが漂う
⇒株価や資源価格が反発
⇒資源国の豪ドルにはポジティブ材料
⇒豪ドル円は底堅い動き
■欧米勢はクリスマス休暇(振替)で休場
⇒動意は薄い
⇒豪ドル円も動かない
⇒デイトレには向かない日
チャート分析
注目材料
トルコリラをめぐる情報
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では短期的には豪ドル円、豪ドル米ドルともに下落示唆。ストキャスティクスは朝方に売りサインが点灯。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
豪ドル ちょい足し情報
クリスマスのイメージはサンタさんに雪、トナカイが引いたソリですが、それは北半球の話。南半球のオーストラリアは12月は夏。サンタさんもサーフィンをしたりしています。
経済指標カレンダーはコチラ
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。