前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
24日金曜日は、アジア時間にトランプ米大統領が「中国に対して関税を使わざるを得ない状況は避けたい」と発言し、ドル売りが進行、注目された日銀の金融政策決定会合は0.50%への利上げを決定、結果を受けて円売りが進行しドル円は156.382円まで上昇するも、同時に公表された日銀展望レポートで物価見通しが引き上げられ、日銀が今後も利上げを続ける姿勢を示したとの見方が広がり、ドル円は154円後半まで下落した。植田日銀総裁の記者会見では今後の利上げについて「利上げのペースやタイミングは予断を持っていない」「今回の利上げの影響がどのように出てくるかを確かめつつ、今後の進め方を決めたい」と発言し、ドル円は154.936円から155.750円まで売買が交錯した。欧州時間は植田日銀総裁の発言を受けて円売りが進行し、ドル円は156.572円まで上昇するもNY時間は1月米サービス業PMIや1月ミシガン大学消費者信頼感指数・確定値が市場予想を下回り、米長期金利の低下とともにドル売りが進行し、ドル円は155.516円まで下落した。
本日アジア時間、本日未明にトランプ米大統領がコロンビアからの輸入品に対して即時25%の関税を課し、1週間以内に50%に引き上げることを発表。コロンビアも報復関税を明らかにするなど、貿易戦争への懸念からリスクオフの円買いが進行し、ドル円は155.292円まで下落した。その後、コロンビア政府が不法移民の受け入れに合意、ホワイトハウスが制裁関税の発動を撤回、円売り進行し、ドル円は156円台まで上昇した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。