【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 研究員 宇栄原宗平
目次
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
RBNZによる利上げ予想がくすぶる
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
世界的な株価動向が影響するか
北米(米国・カナダ)
重要イベント
2/26◎米1月新築住宅販売件数
2/27◎米1月耐久財受注
2/27◎米2月消費者信頼感指数
2/28◎米10-12月期GDP・改定値
2/28◎ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
2/28◎ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
2/29◎カナダ10-12月期GDP
2/29☆米1月PCEデフレーター
2/29☆米新規失業保険申請件数
2/29◎ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
2/29◎メスター米クリーブランド連銀総裁講演
3/1◎ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
3/1☆米2月ISM製造業景況指数
3/1◎ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
3/1◎デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
29日に米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目する米1月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)が発表されます。また、3月1日の米2月ISM製造業景況指数の結果にも市場の関心が集まります。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
2/29◎独2月雇用統計
2/29☆独2月消費者物価指数・速報値
3/1☆ユーロ圏2月消費者物価指数・速報値
3/1◎ユーロ圏1月失業率
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
市場では欧州中銀(ECB)が6月に利下げを始めると見られています。そうした中で、29日の独2月消費者物価指数(CPI)・速報値や3月1日のユーロ圏2月HICP・速報値が注目されます。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
2/27◎日本1月消費者物価指数
2/28◎豪1月消費者物価指数
2/28☆RBNZ政策金利
2/29◎豪1月小売売上高
2/29☆中国2月製造業PMI
3/1☆オアNZ中銀総裁講演
3/1☆中国2月財新製造業PMI
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
28日にニュージーランド中銀(RBNZ)が政策金利を発表します。市場では据え置き予想が大勢ですが、一部には利上げの予想もくすぶっています。翌日のオアRBNZ総裁の講演にも注目しましょう。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
2/27◎メキシコ1月貿易収支
2/28◎トルコ1月貿易収支
2/29◎トルコ10-12月期GDP
2/29◎南ア1月生産者物価指数
2/29◎メキシコ1月失業率
2/29◎南ア1月貿易収支
3/1◎トルコ2月製造業PMI
3/1◎メキシコ2月製造業PMI
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
新興国通貨に大きく影響の出そうなイベントは予定されていません。世界的な株価の動向などが新興国通貨の値動きを左右することになるでしょう。
新興国のイベント
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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