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FX/為替「ドル/円、147円挟みで値動き鈍る 来週にかけて米ビッグイベント続く」 外為どっとコム トゥデイ 2023年12月7日号

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年12月7日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼6日(水)の為替相場
(1):豪GDPは減速
(2):独製造業受注が大幅に落ち込む
(3):ベイリーBOE総裁 金利高止まりを示唆
(4):米ADP雇用統計は下ブレ

▼6日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:方向感に乏しい値動きが続く/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

6日(水)の為替相場


期間:6日(水)午前7時10分~7日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪GDPは減速

豪7-9月期国内総生産(GDP)は前期比+0.2%と市場予想(+0.5%)を下回った。家計消費支出が横ばいと冴えなかったことなどから、4-6月期の+0.4%から減速した。ただ、日本株の大幅高などを眺めて豪ドル売りの反応はごく一時的だった。

(2):独製造業受注が大幅に落ち込む

独10月製造業受注は前月比-3.7%と市場予想(+0.2%)に反して大幅に落ち込んだ。欧州中銀(ECB)の早期利下げを織り込む形で独長期金利が低下すると、ユーロ売りが優勢となった。ただ、長期金利の低下を好感して独株(DAX指数)が連日の史上最高値を更新する中、ユーロ/円は売り一巡後に反発した。

(3):ベイリーBOE総裁 金利高止まりを示唆

英中銀(BOE)のベイリー総裁は、半年に一度の金融安定報告書発表後の記者会見で「インフレ率を持続的に目標に戻すためには、金利を長期にわたってこの水準にとどめる必要がありそうだ」と指摘。「金利上昇の完全な効果はまだ現れていない。そのため、金融安定リスクに引き続き警戒している」と述べた。

(4):米ADP雇用統計は下ブレ

米11月ADP全国雇用者数は前月比10.3万人増にとどまり、市場予想(13.0万人増)を下回った。業種別では、コロナ禍後の雇用回復をけん引してきた娯楽・ホスピタリティが2年9カ月ぶりに減少に転じた。あらためて米雇用市場の減速が示されたものの、今週末の米11月雇用統計の結果を見きわめたいとのムードが強く、ドルの下落は一時的だった。

6日(水)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:方向感に乏しい値動きが続く

昨日のドル/円は、ユーロの続落で相対的にドルが強含む中、小幅に上昇。一時146.90円前後まで小緩んだが、その後は147.49円前後まで持ち直した。米11月ADP全国雇用者数は予想を下回ったが、ドル売りの動きは限定的だった。
今週に入り、ドル/円の値動きは明らかに鈍っている。明日の米11月雇用統計、来週12日の米11月消費者物価指数(CPI)、13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と続くビッグイベントを前に、市場はひとまず様子見姿勢に傾いていると考えられる。11月後半以降に米金利市場で広がった早期利下げ見通しが正当な観測かどうかを、これらの結果から見極めたいとのムードが強いようだ。
こうした中、ドル/円は本日も方向感に乏しい値動きが続くと見られる。NY市場で発表される米新規失業保険申請件数や米11月チャレンジャー人員削減数など米雇用関連の統計が注目されるが、昨日のADP全国雇用者数と同様にドル/円相場の決め手にはなりにくいだろう。

注目の経済指標:米新規失業保険申請件数

注目のイベント:特になし

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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