【ドル/円】：上値余地が限られる展開。

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2023年12月7日

ドル/円は、小陽線で切り返しましたが、上昇エネルギーに欠けるものであり、上値余地が限られる展開が予想されます。一方下値は146.50-60に日足の下値抵抗があり、これを守った状態ですが、下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。下値リスクがより高い状態に変わりありませんが、日足が148.50-60の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”に変化、149.10-20，149.60-70の抵抗を全てクリアして149.70超えで終えれば“ドル強気”の流れに戻します。ドル買いは1日様子見です。ドル売りは147.40-50の戻りを軽く売って147.60で浅めに撤退するか、148.00-10の戻り待ちとします。この場合の損切りは148.60で一旦撤退です。日足の上値抵抗は148.00-10，148.50-60，149.10-20に、下値抵抗は146.90-00，146.50-60，145.00-10±10銭にあります。

【ユーロ/円】：上値余地が限られる可能性。

ユーロ/円は小幅続落し、上値を切り下げています。下げエネルギーの強いものではありませんが、トレンドが弱く、一段の下落リスクに注意が必要です。買いは様子見です。売りは159.00-10で戻り売り。損切りは159.70で一旦撤退です。上値抵抗は159.00-10，159.40-50，160.10-20に、下値抵抗は158.40-50，158.00±10銭、157.50-60にあります。短期トレンドは160.50-60の抵抗を上抜けて終えるか160円台を回復して越週しない限り、下値リスクがより高い状態です。

【ユーロ/ドル】：上値の重い展開。

ユーロ/ドルは小幅続落し上値を切り下げています。直近の陰線が下げエネルギーの強いものではないので、大幅続落にも繋がり難いと見られますが、下値リスクが高いので買いは様子見か、1.0700-10まで引きつけて。損切りは1.0660で撤退です。売りは1.0820-30の戻り待ちとします。損切りは1.0880で撤退です。上値抵抗は1.0780-90，1.0820-30，1.0870-80に、下値抵抗は1.0720-30，1.0690-00，1.0660-70にあります。短期トレンドは1.0960-70の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。