ドル・円は伸び悩みか、ドル高基調も中東にらみ円買いが下押し

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、ドル高基調も中東にらみ円買いが下押し」

 17日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。日米金利差により、150円台前半は買戻しが入りやすい。ただ、今週発表された米インフレ指標の鈍化で、積極的なドル買いは後退。また、中東情勢の不安定化で円買いも見込まれる。
 前日発表された米経済指標はフィラデルフィア連銀製造業景気指数と鉱工業生産が低調、新規失業保険申請件数は4週連続で予想より弱く、金融引き締め観測は一段と後退。米金利安・ドル安の進行でユーロ・ドルは1.0830ドル台から1.09ドル近くに水準を切り上げ、ドル・円は150円20銭台まで1円程度下げた。ただ、本日アジア市場で米金利の低下一服によりドル売りは後退し、ドル・円は押し目買いが相場を支えた。この後の海外市場はドルの動向が注目される。今週のインフレ指標をはじめとした経済指標の悪化を受け、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル休止と来年の利下げの思惑から金利安・ドル安は継続。ただ、全般的に円安基調が維持され、主要通貨は引き続き下げづらい。一方、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの攻勢を強める構えを見せており、ドル・円はリスクオフのドル買いも円買いが上値を抑えるとみる。


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