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豪ドル/円 今日の見通し「豪州に材料ない中、米要人発言・米ドル動向に左右される?」2023/11/8

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・11月7日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%へ0.25%の利上げを実施した。

・NY原油先物市場は大幅下落。サウジアラビアやロシアは原油の自主減産を継続しているが、石油輸出国機構(OPEC)全体での生産量が夏場以降増加していることなどが材料視された。終値は前営業日比-3.45ドルの1バレル=77.37ドルで80ドル割れは8月29日以来(11月7日)。

・10月25日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+5.4%となり、前四半期(+6.0%)から鈍化した。豪9月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+5.6%(前月+5.2%)だった。

・10月19日発表の豪9月雇用統計は、雇用者数が市場予想(2.00万人増)を大きく下回る0.67万人の増加だった。失業率は3.6%へ低下、労働参加率は66.7%へ低下した。

今日のメインシナリオは

豪州に材料ない中、米要人発言・米ドル動向に左右される?

昨日、RBAは金融政策決定会合を開催し政策金利を4.35%へ0.25%の利上げを実施した。今後の追加引き締めに関しては、「データ次第」とした。

本日は豪州や中国にて主要な経済指標の発表は予定されていない。そのため、豪ドル相場を動かすのは対外要因となる。本日は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長やジェファーソン副議長などの要人発言が多数予定されている。また、米国10年債の入札も予定されている。米ドルの動向に豪ドル相場は左右されることになりそうだ。

この先の個別相場変動

■パウエルFRB議長がタカ派的な発言をする
⇒前回の発言内容はハト派的だった
⇒FRBの追加利上げ観測が高まる
⇒米長期金利が上昇
⇒米株価指数は下落
⇒豪ドルはリスクセンチメントに敏感
⇒豪ドルは売られる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

米長期金利動向
パウエルFRB議長講演

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に太陽が覗き、豪ドル/米ドルは晴れ。8時に豪ドル/円のRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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