
米3指数の中ではナスダックが0.9%高と最もパフォーマンスが良かった。きのうの日経平均は米国株高よりも米長期金利の上昇を嫌気して大幅安となったが、米金利が低下したことから、きょうは買い戻しが優勢になると予想する。きのうが直近の上昇の反動があったとはいえ436円安と下に値幅が出たことから、反発の度合いも大きくなるだろう。NY原油が大きく下落しており、市況関連にはネガティブな影響が想定される。ただ、このことはバリューからグロースへの資金シフトを加速させる可能性がある。追い風を受けるグロース株がしっかり上げ切るか伸び悩むかが、全体のセンチメントにも大きな影響を与えそうだ。日経平均の予想レンジは32400円-32700円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ