ドル・円は上げ渋りか、ドルに安全通貨買いも節目150円を意識

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は上げ渋りか、ドルに安全通貨買いも節目150円を意識」

 16日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。中東情勢の不安定化を背景に、ドルは安全通貨として買いが入りやすい。ただ、米年内利上げ期待は一服したほか、150円が視野に入り日本の為替介入への警戒がドルの上値を抑える。
 13日に発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数で期待インフレ率の上昇を受け、米金利高・ドル高に振れた。また、武装組織ハマスに加えヒズボラもイスラエルに対する攻撃を開始したと報じられ、米金利安も安全通貨のドルと円が選好された。ユーロ・ドルは一時1.05ドルを割り込み、ドル・円は149円半ばから後半を維持。週明けアジア市場は日本株安で円買いに振れやすいなか、ドル・円は底堅く推移した。この後の海外市場は米金利や中東情勢を注視。前週の米インフレ指標はおおむね予想を上回り、金融引き締め継続を見込んだ米金利高・ドル高に振れやすい。ただ、今月末から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利据え置きの公算で、今晩のNY連銀製造業景気指数が予想通り低調ならドル買いはいったん後退。一方、ドル・円は150円に接近するほど為替介入を警戒したドル売りが強まり、上値は重いだろう。


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