この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を３分でわかりやすく解説する番組です。
平日21：00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。お時間がありましたら、ぜひご参加ください！！
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。
ドル円、射出機へ インフレ鈍化に修正－米国１月消費者物価指数
動画要旨
米国１月消費者物価指数
2月14日、22時30分に米国の1月消費者物価指数（CPI）が発表されます。
米労働省が、消費者が購入する商品やサービス、約200品目の価格変化を調査したものです。FRBも金融政策を決定する際に重視しています。また、足もとインフレ抑制の長期化観測が市場で急速に持ち直していることもあり、今回のインフレ指標は特に注目度が上がっています。
米国１月消費者物価指数を見る上でのポイントは3つ
1つ目は、12月の消費者物価指数は、総合が前月比-0.1％とインフレ鈍化への意識を強める結果でした。しかし、米労働省が年次の基準改定を行いすでに0.1％へ上方修正されています。また、コアについても前月比0.3％から0.4％へ上方修正されており、インフレの高止まりが意識され始めています。
2つ目は、今月からCPI算出のウエートが変更され、粘着性の高い住宅が43.008％から44.384％へ引き上げられるなど、テクニカルな部分でインフレが下がりづらくなっている可能性があります。加えて、中古車価格、ガソリン価格が上昇しており、ヘッドラインは上振れリスクが意識されやすい状況です。
3つ目は、クリーブランド連銀が予測する1月CPIは10日時点で、総合が前月比0.647％、コアが前月比0.463％となっています。直近3カ月では、実測値が連銀の見通しを下回っていましたが、今回は連銀の予測値の方へ実測値が歩み寄る可能性があります。
ドル/円の反応
米国１月消費者物価指数
TEAMハロンズとしては、中古車価格、ガソリン価格の上昇のほか、集計方法の変更でヘッドラインは押し上げられるとの思いから、指標発表後の初期反応は上向きと考えています。
ただ、すでに上ぶれるリスクをある程度、市場が織り込んでいるため、予想外に下ぶれた場合の方が、反応がより大きく出そうで、下方向へのケアも怠れません。何れにしても、指標結果を受けて、値動きは大きくなりそうです。
3分早わかり過去の結果
※過去10回分を表示、更新日2023年２月13日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
LIVE配信のご案内
平日21：00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。お時間がありましたら、ぜひご参加ください！！
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」（動画）、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X（Twitter）アカウントTEAMハロンズ（＠TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21：00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
