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FX/為替「ドル/円、129円台の攻防が焦点に 日銀主な意見、米GDPに注目」 外為どっとコム トゥデイ 2023年1月26日号

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年1月26日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼25日(水)の為替相場
(1):豪CPIを受けて豪ドル買い優勢
(2):独Ifoは予想をわずかに下回る
(3):米FRBの利上げ休止観測を背景にドル円下落

▼25日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:129円台維持なるか/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

25日(水)の為替相場

25日(水)の為替相場期間:25日(水)午前7時10分~26日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪CPIを受けて豪ドル買い優勢

豪10-12月期消費者物価指数(CPI)は前年比+7.8%と7-9月期(+7.3%)から加速し33年ぶりの高い伸びとなった(予想+7.6%)。コアCPIに当たるCPIトリム平均値も前年比+6.9%と予想(+6.5%)を上回った。豪中銀(RBA)による追加利上げ観測が高まり、豪ドルは買いが優勢となった。

(2):独Ifoは予想をわずかに下回る

独1月Ifo企業景況感指数は90.2と予想(90.3)を僅かに下回ったものの、前月(88.6)から上昇。Ifo経済研究所は「ドイツ経済は、2023年の初めに信頼感が高まった」と表明した。その後ナーゲル独連銀総裁は「政策金利はさらに上昇する必要がある」「3月以降に金利をさらに引き上げる必要があっても驚かない」と述べた。

(3):米FRBの利上げ休止観測を背景にドル円下落

カナダ中銀は予想通りに25bp(0.25%ポイント)の利上げを決定。利上げ幅は前回の50bpから縮小した。声明では、経済物価情勢が見通しに沿って進んだ場合は「政策金利を現在の水準で維持する」方針を表明。カナダ中銀が利上げ停止を示唆したことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ打ち止めも近いとの観測が広がり米長期金利が低下する中でドル/円は129.26円前後まで下落した。

25日(水)の株・債券・商品市場

25日(水)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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外為注文情報(ドル/円)

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:129円台維持なるか

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%下落。130円台後半の上値の重さが意識される中、欧米市場で売りが優勢となった。カナダ中銀(BOC)が利上げ打ち止めを示唆したことで米長期金利が低下すると、一時129.26円前後まで軟化した。20日移動平均線に頭を抑えられて上値を切り下げる展開が本日も続きそうだ。20日移動平均線は本日、130.40円台へと下降している。一方、下値ポイントは今週安値の129.04円前後。下値支持と目されてきた129円台を維持できるかが焦点となりそうだ。

本日の注目材料として、1月の日銀金融政策決定会合における主な意見(8時50分)や、米10-12月期国内総生産(GDP)・速報値、米新規失業保険申請件数(いずれも22時30分)などが予定されている。

注目の経済指標:米GDP・速報値

注目の経済指標

注目のイベント:米国債入札

注目のイベント※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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