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豪ドル/円 今日の見通し「米経済指標に注目!米景気減速示唆なら豪ドルは売り?」2023/1/26

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、相場情報発信中!

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・豪10-12月期消費者物価指数(CPI)は前年比+7.8%と予想(+7.6%)や前期(+7.3%)から上振れ。12月月次CPIは前年比+8.4%で、前月(+7.3%)からインフレは加速(1月25日)。

・原油価格は横ばい。主要国の景気減速懸念が強まったことが売り材料となった。一方で、中国の経済回復期待は根強く、原油価格を下支えする要因となった。終値は前日比+0.02ドルの1バレル=80.15ドル(1月25日)。

・豪12月雇用統計では、雇用者数は1.46万人減少して市場予想(2.5万人増)を下回ったほか、前月分も5.8万人増に下方修正された。失業率は3.5%で前月と変わらず。また、労働参加率は66.6%となった(1月19日)。

・12月6日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。市場予想通りとなる0.25%の利上げを実施し、政策金利を3.10%とした。今後の利上げペースに関してはデータ次第とした。次回会合は2月7日。

今日のメインシナリオ

米経済指標に注目!米景気減速示唆なら豪ドルは売り?

昨日は発表された豪10-12月期(四半期)CPIは市場が予想している以上に強い結果となった(予想:前年比+7.6%、結果:+7.8%)。この結果を受けて、市場はRBAが来月の理事会(2月7日)で0.25%利上げを実施するとの思惑を強めている。豪州と交易関係の強い中国の経済回復期待が根強いことも豪ドルにとっての支援材料となっている。
本日は米国の10-12月期国内総生産(GDP)や12月耐久財受注などの注目経済指標が発表される。米経済の減速懸念を強める結果となれば、リスクオフムードが強まり豪ドルにも売り圧力がかかるのではないだろうか。

個別の想定シナリオ

■米経済指標が悪化
⇒米景気減速懸念が高まる
⇒リスク回避の動きが強まる
⇒豪ドルはリスクマインドに敏感
⇒豪ドルは売られる

チャート分析

今後の注目材料

一連の米経済指標
世界的な株価動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に雨がぱらつき、豪ドル/米ドルは晴れ。5時に豪ドル/米ドルの移動平均で買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

    • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
    • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
    • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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