
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2023年1月17日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼16日(月)の為替相場
(1):ドル/円 7カ月半ぶりの安値127.23円前後まで下落
(2):米国祝日 為替市場の取引は閑散
▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:下値確認も日銀待ちで上値限定/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント
16日(月)の為替相場
期間:16日(月)午前7時00分~17日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):ドル/円 7カ月半ぶりの安値127.23円前後へ下落
日銀は午前の金融調節(オペ)で、中長期・超長期を対象にした臨時オペを通告。これを受けて本邦10年債利回りはいくぶん低下したものの、日銀の許容上限である0.50%付近で高止まりした。日銀が17-18日の金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(YCC)の再修正を迫られるとの思惑から円買いが強まると、ドル/円はその後127.23円前後まで下落して昨年5月30日以来の安値を付けた。
(2):米国祝日 為替市場の取引は閑散
NY市場はキング牧師記念日で祝日のため株式・債券市場が休場。為替市場は取引が閑散となり値動きが鈍った。
16日(月)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

【情報提供:外為どっとコム】
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:下値確認も日銀待ちで上値限定
昨日のドル/円は7カ月半ぶり安値の更新後に持ち直した。日銀の緩和修正を巡る思惑から127.23円前後まで下落して昨年5月以来の安値を付けた。しかしその後は米国勢不在の薄商いの中で買戻しが入り128.86円前後まで反発した。日銀の金融政策発表を明日に控えて下値追求の動きはひとまず収束したと見られる。
本日も127円台の下値は堅そうだ。とはいえ、日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)による長期金利の許容変動幅をさらに拡大するとの観測や、YCCそのものを撤廃するとの観測がくすぶっている。ショートカバー主体の上昇では129円台へ乗せるのも難しいだろう。
注目の経済指標:中国 複数の経済指標

注目のイベント:米ウィリアムズNY連銀総裁講演
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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
