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FX/為替「米中間選挙は「ねじれ」確実 ドルへの影響は?」 外為トゥデイ 2022年11月8日号

外為トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年11月8日9時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼7日(月)の為替相場
(1):中国 ゼロコロナ政策堅持を表明
(2):中国10月貿易収支 予想を下回る
(3):仏中銀総裁発言
(4):英財政改革についての一部報道を受けポンド急伸

▼7日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:米中間選挙は「ねじれ」確実/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

7日(月)の為替相場

期間:7日(月)午前7時00分~8日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国 ゼロコロナ政策堅持を表明

中国保健当局は5日、厳格に感染を管理する「ゼロコロナ」政策を堅持すると改めて表明した。中国の経済活動再開への期待で前週末に上昇していた豪ドルは急落して取引を開始。人民元安・ドル高に振れた影響でドル/円は上昇スタートとなったが、ユーロ/円やポンド/円は豪ドル/円と同様に下落した。

(2):中国10月貿易収支 予想を下回る

中国10月貿易収支は、851.5億ドルの黒字となり、黒字額は予想(959.7億ドル)を下回った。輸出・輸入ともに減少したのは2020年5月以来。インフレと金利上昇で外需が低迷したことに加え、国内の新型コロナ規制で生産・消費が混乱したことが影響した。

(3):仏中銀総裁発言

ビルロワドガロー仏中銀総裁は「インフレが明らかにピークに達していない限り、利上げを停止すべきではない」などと発言。これを受けユーロ圏の長期金利が上昇する中、ユーロ買いが優勢となった。その後に発表された独9月鉱工業生産は前月比+0.6%と予想(+0.1%)を上回った。

(4):英財政改革についての一部報道を受けポンド急伸

ハント英財務相が17日に発表する秋季財政計画は、歳出削減と増税で財政健全化を進める内容になると報じられたことからポンドが急伸。ポンド/円が大幅高となった一方、ドル/円はポンド買い・ドル売りが強まった影響で反落した。

7日(月)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:米中間選挙は「ねじれ」確実

昨日のドル/円は終値ベースでほぼ横ばい。147.50円台まで強含む場面もあったが、欧州通貨に対するドル売りが強まると146.00円台へと反落した。ただ、売り一巡後は米長期金利が上昇に転じたこともあって146円台後半に持ち直すなど、終日不安定な値動きが続いた。

市場は本日の米中間選挙と10日の米10月消費者物価指数(CPI)に注目している。中間選挙では、物価高に対する国民の不満を背景に共和党が下院の多数派を奪還すると見られ、民主党のバイデン政権との「ねじれ」が生じる可能性が高い。

本日については、選挙結果待ちで(大勢判明は日本時間明日昼ごろになる見込み)、積極的な取引は手控えられがちだろう。もっとも、「ねじれ」は完全に市場に織り込まれているため大勢判明後もドルに明確な方向感が出る公算は小さく、市場は10日のCPI待ちとなりそうだ。

注目の経済指標:ユーロ圏9月小売売上高

注目のイベント:米中間選挙

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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