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FX/為替「ドル/円、20日線割れで短期調整ムード」 外為トゥデイ 2022年10月27日号

外為トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年10月27日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼26日(水)の為替相場
(1):豪CPI 32年ぶりの高い伸び
(2):FRBの利上げペース減速の思惑強まる

▼26日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:145.45円前後が調整のメド/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

26日(水)の為替相場

期間:26日(水)午前6時10分~27日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪CPI 32年ぶりの高い伸び

豪7-9月消費者物価指数(CPI)は前年比+7.3%と4-6月期(+6.1%)から加速し32年ぶりの高い伸びとなった(予想+7.0%)。コアCPIに当たるCPIトリム平均値も前年比+6.1%と予想(+5.5%)を上回った。これを受け、豪中銀(RBA)が再び利上げ幅を加速させるとの思惑が一部で浮上。豪ドルは買いが優勢となった。

(2):FRBの利上げペース減速の思惑強まる

米9月新築住宅販売件数は年率換算60.3万件と予想(58.0万件)を上回ったが、前月の67.7万件から10.9%減少した。カナダ中銀が利上げ幅を前回の75bp(0.75%ポイント)から50bpに縮小させた上に、マックレム総裁が引き締め局面の終了が近いと発言したこともあって、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げペースを緩めるとの見方が改めて強まった。米長期金利の低下とともにドル売りが活発化するとドル/円は146円台前半へと下落。クロス円はドル/円の下げにつれて一時弱含んだが、その後はストレートドルの上昇を受けて持ち直した。

26日(水)の株・債券・商品市場

外為注文情報

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

ドル/円の見通し:145.45円前後が調整のメド

昨日のドル/円は終値ベースで約1.1%下落。米長期金利の低下を受けてドルが広範囲に下落する中、146.22円前後まで軟化した。カナダ中銀が利上げ幅を縮小したこともあって、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めペース減速観測が強まった。こうした中、来週1-2日の連邦公開市場委員会(FOMC)を前にドルの買い持ちを落とす動きが優勢となったようだ。

ドル/円は、8月16日以来約2か月半ぶりに20日移動平均線を終値で割り込んでおり、短期的な調整局面に入ったと見られる。今月24日の円買い介入(政府・日銀は公にしていないが)で付けた145.45円前後がひとまず調整のメドになりそうだ。NY市場で発表される米7-9月期国内総生産(GDP)・速報値の結果にも注目したい。

注目の経済指標:米7-9月期GDP・速報値

注目のイベント:ラガルドECB総裁記者会見

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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