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ドル・円は主に142円台で推移か、米利上げ継続予想は変わらず

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東京市場オープニングコメント

「ドル・円は主に142円台で推移か、米利上げ継続予想は変わらず」
9日のドル・円は、東京市場で144円12銭から142円14銭まで下落。欧米市場では一時141円51銭まで売られたが、142円82銭まで反発し、142円55銭で取引終了。本日12日のドル・円は主に142円台で推移か。米利上げ継続予想は変わらず、リスク回避的なドル売り・円買いがさらに拡大する可能性は低いとみられる。
報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は9月9日に行われた講演で「需要を制限する水準に政策金利を設定にするため、次回会合で大幅な引き上げを支持する」との見方を伝えた。同氏は景気後退入りの懸念は後退したと述べた。
また、質疑応答でウォラー理事は「FRBが失業率を5%以下に抑制できる限り積極的にインフレに対応できるが、5%を超えればトレードオフ関係が発生する圧力が高まる」と指摘した。市場参加者の間からは「FRBは金融引き締めの効果が実体経済に波及するには時間がかかると考えており、短期間で金利を大幅に引き上げることによって早期のインフレ抑制を狙っている」との声が聞かれている。今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では0.75ポイントの追加利上げが決定される見込みだが、FOMCの物価、成長見通しなどは6月時点との比較で修正されている可能性があるため、これらのデータを点検する必要がありそうだ。
《午前8時現在》 ドル・円: 141.80円-142.80円 141円台後半でドル買い興味
          ユーロ・円: 143.00円-144.00円 143円近辺でユーロ買い興味
          豪ドル・円: 96.70円-97.70円 96円台後半で豪ドル買い興味



通貨別分析

 

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