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FX/為替「ドル/円24年ぶり高値で円ネットショート大幅増加」【今週のIMMポジション】2022/9/12

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート大きく増加

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットショート4週ぶり減少

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート大幅増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート大きく増加】
9月6日時点で円のポジションは、ドルに対して5.8万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートの積み増し度合いが大きかったことから、ネットショートは前週から1.7万枚増加。
期間中のドル/円相場は、主要国の利上げラッシュで円安が加速すると、24年ぶりに140円台を突破して一時143円台に上伸。
約3カ月続いた130円台のもみ合い相場を打破したとあって、円の売り手が一段安を見込んでポジションの積み増しを進めたと見られる。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットショート4週ぶり減少】
9月6日時点でユーロのポジションは、ドルに対して3.6万枚の売り越し(ネットショート)。
小幅に積み増されたロングに対し、ショートが取り崩されたことで、ネットショートは前週から1.1万枚減少。
期間中のユーロ/ドル相場はエネルギー配給危機の深刻化などがユーロを圧迫したほか、ドルが全面的に続伸する中、約20年ぶりに0.9860ドル台まで下げ幅を広げた。
約20年ぶりの安値とあって、投機筋は追随売りよりも、一先ずショートポジションの解消を選んだようだ。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート大幅増加】
9月6日時点でポンドのポジションは、ドルに対して5.0万枚の売り越し(ネットショート)。
ポジションを削ったロングに対し、ショートが大きく積み増しに動いたことで、ネットショートは前週から2.1万枚の増加。
期間中のポンド/ドル相場は英景気の先行き不透明感が根強く、ドル高の流れが重なったことも重しとなり、2020年3月以来となる1.1440ドル台まで下落。
投機筋の投げ売りと追撃売りがポンドの下げ足を加速させたと考えられる。


↓↓↓IMMポジションのソースはこちら
IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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