▼USD/JPY ロシア・ウクライナ情勢の長期化懸念、資源価格高騰を背景に米ドルは買われやすい状況が継続。予想レンジは123.300〜135.230
▼EUR/USD ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロ安トレンドは継続。予想レンジは1.0111〜1.0704
▼EUR/JPY ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロは買われにくい状況だが円安の勢いが強いか。予想レンジは130.940〜138.130
▼AUD/JPY 中国の景気減速懸念を背景調整に入っているものの3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは84.880〜94.520
▼GBP/JPY 続落するも3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは153.970〜162.980
▼ZAR/JPY 中国の景気減速懸念を背景に続落しデッドクロス。予想レンジは7.500〜8.480
▼TRY/JPY 短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは7.690〜8.970
▼MXN/JPY 高値更新せずに陰線引けも、3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは6.050〜6.810
USD/JPY
USD/JPY 週足の見通し:ロシア・ウクライナ情勢の長期化懸念、資源価格高騰を背景に米ドルは買われやすい状況が継続。予想レンジは123.300〜135.230
・2017年1月より長期的に下落基調だったがバイデン政権になって反発
・2022年3月米FOMCにて米国政策金利利上げ決定。ドル高トレンド加速
・先週のドル円週足は米国長期金利の低下をうけて下落
・3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆しており、今週も上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は5.966
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))123.300〜135.230
USD/JPY 日足の見通し:短期移動平均線の水準で反発。上昇再開を予想
・先週のドル円日足は+1σラインの水準から下落し短期移動平均線をデッドクロス
・その後反発し、今週は上昇を予想
USD/JPY サマリー
・ロシア・ウクライナ情勢の長期化懸念、資源価格高騰を背景に米ドルは買われやすい状況が継続。予想レンジは123.300〜135.230
EUR/USD
EUR/USD 週足の見通し:ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロ安トレンドは継続。予想レンジは1.0111〜1.0704
・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東・東欧・アフリカで有事が起こった際には売りが出る傾向がある
・2021年半ばよりドル高ユーロ安トレンドが継続
・先週のユーロドル週足はロシア・ウクライナ情勢悪化懸念を背景に続落
・今週も下落継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.02966
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))1.01110〜1.07040
EUR/USD 日足の見通し:−2σラインに沿って下落継続を予想
・先週のユーロドル日足は−2σラインまで下落
・今週も下落継続を予想
EUR/USD サマリー
・ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロ安トレンドは継続。予想レンジは1.0111〜1.0704
EUR/JPY
EUR/JPY 週足の見通し:ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロは買われにくい状況だが円安の勢いが強いか。予想レンジは130.940〜138.130
・取引量世界2位のユーロ、3位の日本円による通貨ペア。EURUSDとUSDJPYのそれぞれの通貨ペアのトレンドの把握が大切
・コロナ禍対応の金融緩和政策の出口が模索されつつあり、3本の移動平均線は上昇トレンドの兆しを示す
・先週のユーロ円週足は短期移動平均線を下抜けしたもののその後反発
・今週は上昇再開を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は3.595
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))130.940〜138.130
EUR/JPY 日足の見通し:短期と中期移動平均線を下抜けするもその後反発
・先週のユーロ円日足は短期と中期移動平均線を下抜けするもののその後反発
・今週は上昇再開を予想
EUR/JPY サマリー
・ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロは買われにくい状況だが円安の勢いが強いか。予想レンジは130.940〜138.130
AUD/JPY
AUD/JPY 週足の見通し:中国の景気減速懸念を背景調整に入っているものの3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは84.880〜94.520
・オーストラリアは世界有数の資源国。輸出品目は1位から鉄鉱石、石炭、天然ガス。輸出相手は1位から中国、日本、韓国
・そのため、中国の鉱工業生産指数や小売売上高にも注目
・先週の豪ドル円週足は短期移動平均線を下抜け後反発
・3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆しており、今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.818
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))84.880〜94.520
AUD/JPY 日足の見通し:中期移動平均線をサポートに上昇を予想
・先週の豪ドル円日足は中期移動平均線を下抜け後反発
・中期移動平均線をゴールデンクロスしており今週は上昇再開を予想
AUD/JPY サマリー
・中国の景気減速懸念を背景調整に入っているものの3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは84.880〜94.520
GBP/JPY
GBP/JPY 週足の見通し:続落するも3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは153.970〜162.980
・イギリスの通貨であるポンドは第二次世界大戦前は基軸通貨として流注しており、現在も世界第4位の取引量のメジャー通貨。
・ドルやユーロに比べれば取引量が少ないため投機の対象になりやすくボラティリティ(変動幅)が大きいという特徴を持つ。
・先週のポンド円週足は続落し短期移動平均線をデッドクロス
・3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆しており、今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.503
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))153.970〜162.980
GBP/JPY 日足の見通し:中期移動平均線をデッドクロスしたものの3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆
・先週のポンド円日足は中期移動平均線を下抜け後反発
・3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆しており今週は上昇を予想
GBP/JPY サマリー
・続落するも3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは153.970〜162.980
ZAR/JPY
ZAR/JPY 週足の見通し:中国の景気減速懸念を背景に続落し短期移動平均線をデッドクロス。予想レンジは7.500〜8.480
・南アフリカ共和国は金やプラチナ、ダイヤモンドが算出する資源国。南アフリカ中銀は消費者物価指数を調整するために高い政策金利を設定。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週の南アランド円週足は続落し短期移動平均線をデッドクロス
・今週は下落を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.491
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))7.500〜8.480
ZAR/JPY 日足の見通し:中期移動平均線をデッドクロス
・先週の南アランド円日足は中期移動平均線をデッドクロス
・今週は下落を予想
ZAR/JPY サマリー
・中国の景気減速懸念を背景に続落しデッドクロス。予想レンジは7.500〜8.480
TRY/JPY
TRY/JPY 週足の見通し:短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは7.690〜8.970
・トルコは若年層の労働者人口が増加中で、長期的な経済成長が期待
・エルドアン大統領はリラ安政策を継続しておりTRY/JPYは長期的な下落トレンド継続中
・先週のトルコリラ円週足は短期移動平均線をデッドクロス
・今週も下落継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.64
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))7.690〜8.970
TRY/JPY 日足の見通し:短期移動平均線が中期線をデッドクロス。売りサイン点灯
・先週のトルコリラ円日足は短期移動平均線が中期線をデッドクロス
・−2σラインもデッドクロスしており今週は下落を予想
TRY/JPY サマリー
・短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは7.690〜8.970
MXN/JPY
MXN/JPY 週足の見通し:高値更新せずに陰線引けも、3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは6.050〜6.810
・石油や天然ガス、銀などの鉱物資源が算出されるのでメキシコペソは資源国通貨。最大の貿易相手国であるアメリカとの関係が材料に。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週のメキシコペソ円週足は高止まり。3本の移動平均線は上昇トレンド継続を予想
・今週は上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.383
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))6.050〜6.810
MXN/JPY 日足の見通し:短期移動平均線をサポートに上昇を予想
・先週のメキシコペソ円日足は短期移動平均線をサポートに横ばい
・今週も上昇継続を予想
MXN/JPY サマリー
・高値更新せずに陰線引けも、3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは6.050〜6.810
株式会社タートルズ代表/テクニカルアナリスト
2004年、東京工業大学から一橋大学へ編入学。専門は数理経済学。卒業後、FX会社のシステムトレードプロジェクトのリーダーになり、プラットフォーム開発および自動売買プログラムの開発に従事。その後、金融系ベンチャーの立ち上げに参画。より多くの人に金融のことを知ってほしいと思い金融教育コンテンツの制作に集中するために会社を創業。現在は、ハイリスク・ハイリターンの投資手法ではなく、初心者でも長く続けられるリスクを抑えた投資手法を研究中。