FX週間テクニカル分析 2022/05/09〜05/13の見通し米ドル円は130円台突入も、FRBによる金融引締と日銀の金融緩和継続を背景にまだまだドル高円安トレンド継続を予想

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USD/JPY

USD/JPY 週足の見通し：ロシア・ウクライナ情勢の長期化懸念、資源価格高騰を背景に米ドルは買われやすい状況が継続。予想レンジは124.950〜136.160

・2017年1月より長期的に下落基調だったがバイデン政権になって反発
・2022年3月米FOMCにて米国政策金利利上げ決定。ドル高トレンド加速
・先週のドル円週足はFRBによる金融引締政策が明確となり上昇。雇用統計の結果もまずまず。
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は5.609
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）124.950〜136.160

USD/JPY 日足の見通し：＋1σラインをサポートにバンドウォークして上昇

・先週のドル円日足は＋1σラインをサポートにバンドウォークして上昇
・今週も上昇継続を予想

USD/JPY サマリー

・ロシア・ウクライナ情勢の長期化懸念、資源価格高騰を背景に米ドルは買われやすい状況が継続。予想レンジは124.950〜136.160

EUR/USD

EUR/USD 週足の見通し：ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロ安トレンドは継続。予想レンジは1.0277〜1.0811

・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東・東欧・アフリカで有事が起こった際には売りが出る傾向がある
・2021年半ばよりドル高ユーロ安トレンドが継続
・先週のユーロドル週足は横ばい
・3本の移動平均線は下降トレンド継続を示唆しており今週も下落を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.02671
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）1.02770〜1.08110

EUR/USD 日足の見通し：−2σラインから−1σラインまで反発するもその後下落

・先週のユーロドル日足は一旦反発するもその後下落
・今週も下落トレンド継続を予想

EUR/USD サマリー

・ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロ安トレンドは継続。予想レンジは1.0277〜1.0811

EUR/JPY

EUR/JPY 週足の見通し：ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロは買われにくい状況だが円安の勢いが強いか。予想レンジは134.120〜141.210

・取引量世界2位のユーロ、3位の日本円による通貨ペア。EURUSDとUSDJPYのそれぞれの通貨ペアのトレンドの把握が大切
・コロナ禍対応の金融緩和政策の出口が模索されつつあり、3本の移動平均線は上昇トレンドの兆しを示す
・先週のユーロ円週足は横ばい
・今週もユーロは買われにくい状況だが円安の勢いが強く上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は3.545
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）134.120〜141.210

EUR/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をサポートに堅調に推移

・先週のユーロ円日足は移動平均線をサポートに堅調に推移
・今週も上昇継続を予想

EUR/JPY サマリー

・ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロは買われにくい状況だが円安の勢いが強いか。予想レンジは134.120〜141.210

AUD/JPY

AUD/JPY 週足の見通し：中国の景気減速懸念を背景調整に入っているものの３本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは87.570〜97.080

・オーストラリアは世界有数の資源国。輸出品目は1位から鉄鉱石、石炭、天然ガス。輸出相手は1位から中国、日本、韓国
・そのため、中国の鉱工業生産指数や小売売上高にも注目
・先週の豪ドル円週足は反発
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.756
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）87.570〜97.080

AUD/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をサポートに上昇を予想

・先週の豪ドル円日足は短期移動平均線をサポートに堅調に推移
・今週も上昇継続を予想

AUD/JPY サマリー

・中国の景気減速懸念を背景調整に入っているものの３本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは87.570〜97.080

GBP/JPY

GBP/JPY 週足の見通し：続落するも3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは156.520〜165.590

・イギリスの通貨であるポンドは第二次世界大戦前は基軸通貨として流注しており、現在も世界第4位の取引量のメジャー通貨。
・ドルやユーロに比べれば取引量が少ないため投機の対象になりやすくボラティリティ（変動幅）が大きいという特徴を持つ。
・先週のポンド円週足は続落
・ただし3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆しており、今週も上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.537
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）156.520〜165.590

GBP/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をデッドクロスしたものの3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆

・先週のポンド円日足は短期移動平均線をデッドクロス
・ただし3本の移動平均線は上昇継続を示唆しており、今週も上昇を予想

GBP/JPY サマリー

・続落するも3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。予想レンジは156.520〜165.590

ZAR/JPY

ZAR/JPY 週足の見通し：中国の景気減速懸念を背景に続落するも今週は反発を予想。予想レンジは7.670〜8.650

・南アフリカ共和国は金やプラチナ、ダイヤモンドが算出する資源国。南アフリカ中銀は消費者物価指数を調整するために高い政策金利を設定。
・先週の南アランド円週足は短期移動平均線の水準で反発
・今週も上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.49
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）7.670〜8.650

ZAR/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をサポートに上昇を予想

・先週の南アランド円日足は短期移動平均線を上下しながら横ばい
・今週は上昇して短期移動平均線をゴールデンクロスを予想

ZAR/JPY サマリー

・中国の景気減速懸念を背景に続落するも今週は反発を予想。予想レンジは7.670〜8.650

TRY/JPY

TRY/JPY 週足の見通し：米ドルに対する円安が進みトルコリラ円も上昇。短期移動平均線をサポートに堅調に推移。予想レンジは7.870〜9.570

・トルコは若年層の労働者人口が増加中で、長期的な経済成長が期待
・エルドアン大統領はリラ安政策を継続しておりTRY/JPYは長期的な下落トレンド継続中
・先週のトルコリラ円週足は短期移動平均線をサポートに堅調に推移
・今週も上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.854
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）7.870〜9.570

TRY/JPY 日足の見通し：短期移動平均線が中期線をゴールデンクロス。買いサイン点灯

・先週のトルコリラ円日足は短期移動平均線が中期線をゴールデンクロス。反転の兆しか
・今週も上昇継続を予想

TRY/JPY サマリー

・米ドルに対する円安が進みトルコリラ円も上昇。短期移動平均線をサポートに堅調に推移。予想レンジは7.870〜9.570

MXN/JPY

MXN/JPY 週足の見通し：緩和縮小のメキシコ、緩和継続の日本を背景にメキシコペソ円は上昇継続を予想。予想レンジは6.120〜6.840

・石油や天然ガス、銀などの鉱物資源が算出されるのでメキシコペソは資源国通貨。最大の貿易相手国であるアメリカとの関係が材料に。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週のメキシコペソ円週足は続伸し＋2σラインをゴールデンクロス
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.361
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）6.120〜6.840