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ドル・円は主に130円台で推移か、米長期金利上昇でドルは下げ渋る可能性

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東京市場オープニングコメント

「ドル・円は主に130円台で推移か、米長期金利上昇でドルは下げ渋る可能性」
 2日のドル・円は、東京市場では129円61銭から130円48銭まで反発。欧米市場では、129円70銭まで下げた後、130円35銭まで反発し、130円18銭で取引終了。本日3日のドル・円は主に130円台で推移か。米長期金利の上昇を意識して、ドルは下げ渋る可能性がある。
 今週3-4日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では0.50ポイントの追加利上げが決定される可能性が高いとみられている。2日の米国債券市場で10年債利回りは、2018年12月以来となる3%台に上昇した。当時のPCEコア価格指数は前年比+2.1%程度で推移しており、直近(今年3月時点)の+5.2%を大幅に下回っている。米国のインフレ見通しについては予断を許さない状況が続いているが、前年比+3%超のPCEコア価格指数が来年前半まで続く可能性があることから、一部の市場参加者はFF金利の誘導目標水準は2023年にかけて3%台になると予想している。ただし、米国経済の急減速に対する市場の警戒感は消えていないため、米長期金利が3%を継続的に上回る可能性は低いとの声も聞かれている。
《午前8時現在》 ドル・円: 129.70円-130.70円 129円台後半でドル買い興味
         ユーロ・円: 136.30円-137.30円 136円台前半でユーロ買い興味
         豪ドル・円: 91.30円-92.30円 91円台前半で豪ドル買い興味  



通貨別分析

 

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