目次
▼3日(月)の為替相場
(1):ユーロ圏PMIは速報値から変わらず
(2):米国債利回り上昇を受けてドル買い強まる
(3):米国株は一段高となるも為替は反応薄
3日(月)の為替相場
期間:3日(月)午前7時00分~4日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):ユーロ圏PMIは速報値から変わらず
ユーロ圏12月製造業PMI・改定値は速報値から変わらずの58.0だった。独12月製造業PMI・改定値が小幅に下方修正された一方、仏12月製造業PMI・改定値はやや上方修正された。
(2):米国債利回り上昇を受けてドル買い強まる
米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を背景に米国債利回りが上昇。2年債利回りが2020年3月以来の高水準となる0.80%台まで上昇した他、10年債利回りは約1カ月半ぶりに1.63%台へと上昇した。これを受けてドル買いが強まるとドル/円は115.36円前後まで上伸。クロス円はストレートドルの下落が重しとなり軟調だった。
(3):米国株は一段高となるも為替は反応薄
米国株が引けにかけて一段高となり、NYダウ平均とS&P500は過去最高値を更新。なお、アップルの時価総額は米企業として初めて3兆ドルを突破した。ただ、為替市場の米株高への反応は小さかった。
3日(月)の株・債券・商品市場
外為注文情報
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本日の見通し
ドル/円の見通し:昨年高値が焦点
2022年の取引初日となった昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。欧州市場で一時115円台を割り込んだものの、NY市場では米長期金利の上昇を受けて115.36円前後まで強含んだ。米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に3回の利上げを行うと予想される中、米2年債利回りは、一時0.80%台へと上昇して約1年10カ月ぶりの高水準を記録した。
利上げ期待を背景にドルはほぼ全面高となっており、ドル/円も昨年高値(115.52円前後)を意識した動きとなっている。115.52円前後を巡る攻防が本日の見どころとなりそうだ。突破できれば116円台も視野に入ってくるだけに、米債利回りの動向が注目される。
注目の経済指標
注目のイベント
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