目次
▼13日(月)の為替相場
(1):日銀短観 想定為替レートは円安方向へ
(2):英国で初のオミクロン感染による死者
(3):オミクロン感染死者 リスク回避の動き
13日(月)の為替相場
期間:13日(月)午前7時00分~14日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):日銀短観 想定為替レートは円安方向へ
12月日銀短観(全国企業短期経済観測調査)の業況判断指数(DI)は大企業製造業が+18(予想+19)で9月調査から横ばい。大企業非製造業は+9(予想+5)と9月(+2)から上昇した。その他、2021年度の想定為替レートは1ドル=109円09銭で、9月調査(107円64銭)から円安方向に修正された。
(2):英国で初のオミクロン感染による死者
英国で初の新型コロナウイルス変異株「オミクロン」感染による死者が確認された事でポンドが下落。ジョンソン英首相は前日12日に「英国はオミクロン変異株感染の『高波』に直面している」と警告していた。「オミクロン」の感染拡大によって英中銀(BOE)が15-16日の金融政策委員会(MPC)で15bp(0.15%)の利上げを行うとの観測が後退した事もポンドの重しとなった。
(3):オミクロン感染死者 リスク回避の動き
英国で初の「オミクロン」感染による死者が出た事などから米国株が下落。リスク回避の動きが強まり円が全面高となった。クロス円はポンド/円を筆頭に大きく下落。ただ、円以外の通貨に対してはリスク回避でドルが強含んだためドル/円の下値は限定的だった。
13日(月)の株・債券・商品市場
外為注文情報
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本日の見通し
ドル/円の見通し:様子見ムード漂う中でも底堅い
昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。一時は約0.3%高の113.72円前後まで強含んだが、NY市場に入り米長期金利が低下すると上げ幅を縮小した。もっとも、NYダウ平均が300ドル超下落し、米10年債利回りが6bp(0.06%)超低下する中でも113.30円台で下げ渋るなどドルの下値は堅かった。
市場は本日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードに傾きつつあるようだ。FOMCではテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)の加速が決まるとともに、来年には利上げを開始するとの見通しが示される公算が大きい。様子見ムードが漂う中でも、ドル/円は底堅さを維持するだろう。
注目の経済指標
注目のイベント
特になし
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