豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日の豪ドル トレードシナリオ
ここまでの相場
・消費者物価指数は前年比+2.1%と約6年ぶりにRBAの目標レンジ内に。
・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。(現状2.2%)
・中国人民銀行、預金準備率引き下げの次は外貨の預金準備率の引き上げ。※ちょい足し情報参照
・米国、豪、英、加が北京オリンピックの外交的ボイコットを決定。
・「オミクロン株」へのワクチン効果期待で相場はリスクオン気味に。ただし欧州では感染拡大懸念から行動制限を導入する国も。
・フィッチ、中国恒大集団の格付けを部分的な債務不履行(デフォルト)「RD」に格下げ。
今日のメインシナリオ
米・11月消費者物価指数(CPI)待ち。
オミクロン株に関しては、ワクチン期待のほか、欧州では行動制限導入など好悪材料マチマチ。本日は米CPIに注目が集まっており、それまでは方向感が出にくい。米国のインフレ圧力が引き続き強いことが確認されると、米金利先高観からドル買い、株安となって豪ドルは対米ドルでは下落、対円は株安に引っ張られるのではないか。個別の想定シナリオ
■米CPI待ち
⇒結果を見極めたいので積極的な取引は避けられる
⇒方向感が出にくい
⇒豪ドル円はも81.00円近辺での動きに
■米CPIでインフレ加速確認
⇒米テーパリング加速懸念が強まる
⇒金利先高観から米ドル買い
⇒株価は下落
⇒米ドル豪ドルも下落
⇒豪ドル円はドル円の上昇の影響もあり、じり安
チャート分析
注目材料
米・11月消費者物価指数
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では上昇示唆が若干多かった。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
豪ドル ちょい足し情報
中国人民銀行は預金準備率の引き下げに続いて、外貨の預金準備率を7%→9%へ引き上げると発表。国内銀行の外貨保有高が増えることで元高圧力(外貨売り、元買い)の軽減が目的。
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