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FX「ドル/円、再び114円台の壁に挑む」 外為トゥデイ 2021年11月16日号

外為トゥデイ

目次

▼15日(月)の為替相場
(1):日本GDP 予想を大幅に下回る
(2):中国鉱工業・小売売上高 予想上回る
(3):ラガルド総裁「インフレ率低下を支えることが重要」
(4):ベイリー総裁 インフレ状況を非常に懸念
(5):米長期金利上昇 ドル買い活発化

▼15日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:再び114円台の壁に挑む

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

15日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20211116090439p:plain期間:15日(月)午前7時00分~16日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本GDP 予想を大幅に下回る

日本7-9月期国内総生産(GDP)・一次速報は前期比年率-3.0%と、予想(-0.7%)を大幅に下回った。緊急事態宣言下で個人消費が落ち込んだほか、自動車の減産で輸出も伸び悩んだ。ただ、円相場への影響は見られなかった。

(2):中国鉱工業・小売売上高 予想上回る

中国10月鉱工業生産は前年比+3.5%(予想+3.0%)、同小売売上高は前年比+4.9%(予想+3.7%)と、いずれも予想を上回る伸びとなった。

(3):ラガルド総裁「インフレ率低下を支えることが重要」

ラガルド欧州中銀(ECB)総裁は欧州議会で証言を行い「景気が引き続き回復し、供給の目詰まりが解消されるにつれ、財とサービスに対する物価上昇圧力は正常化すると期待できる」などと発言。「想定されているパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の終了後も、適切な資産購入を含めた金融政策がユーロ圏全域の回復や中銀目標に向けた持続的なインフレ率低下を支えることが引き続き重要になる」と指摘した。

(4):ベイリー総裁 インフレ状況を非常に懸念

ベイリー英中銀(BOE)総裁は「労働力不足による賃金押し上げの兆候が増える中、インフレの状況を非常に懸念している」と発言。その上で「利上げを決める前に一時帰休者向け支援策が終了した後の結果が見たい」として、支援策が終了した9月末以降の労働市場を注視する考えを示した。また、今月の利上げ見送りは「非常にぎりぎりの決断だった」と述べた。

(5):米長期金利上昇 ドル買い活発化

米長期金利の上昇を手掛かりとして、対ユーロを中心にドル買いが活発化。ユーロ/ドルが節目の1.1400ドルを割り込んで下げ足を速めるとユーロ/円も130.00円を割り込んで下落した。ラガルドECB総裁が議会証言でハト派スタンスを維持した事も改めて意識された。ポンド/円や豪ドル/円などのクロス円もストレートドルの下落が重しとなり弱含んだ。一方、ドル/円はドル高の影響で強含んだ。

15日(月)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:再び114円台の壁に挑む

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。対ユーロでのドル高進行や米長期金利の上昇を背景に114.21円前後まで強含んだ。米10年債利回りがレジスタンスと見られていた1.60%を超えて上昇しているだけに、ドル/円も改めて114円台前半の上値抵抗に挑む展開が見込まれる。なお、114円台には月初来高値(114.44円前後)の他、年初来高値(114.70円前後)などチャート上の重要ポイントが並んでいる。これらを前にした戻り売りをこなせるかが目先の焦点となりそうだ。

材料面では、米10月小売売上高に注目。市場予想では前月比+1.5%と高い伸びが見込まれている。その他、バーキン・リッチモンド連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁ら、今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つメンバーの発言にも注目したい。

注目の経済指標

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注目のイベント

f:id:gaitamesk:20211116091836p:plain※時間は日本時間での表示になります。
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