東京市況
東京市場概況
- ドル・円はじり安。朝方に113円87銭を付けた後、日経平均株価の下げ幅拡大を受けた円買いが優勢に。日銀の政策決定で緩和長期化への思惑が広がり、円買いを弱める場面もあったが、米金利の先安観でドルは113円50銭まで値を下げた。その後、黒田日銀総裁の現在の円安容認的な発言でドルはやや反発した。
- ユーロ・円は132円12銭から131円65銭まで下落。
- ユーロ・ドルは1.1589ドルから1.1614ドルまで値を上げた。
本日の予定
- 20:45 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表
- 21:00 独・10月消費者物価指数速報値(前年比予想:+4.4%、9月:+4.1%)
- 21:30 ラガルドECB総裁会見
- 21:30 米・7-9月期GDP速報値(前期比年率予想:+2.6%、4-6月期:+6.7%)
- 21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:28.8万件、前回:29.0万件)
- 23:00 米・9月中古住宅販売成約指数 (前月比予想:+0.5%、8月:+8.1%)
経済指標
- 独・10月失業率:5.4%(予想:5.4%、9月:5.5%)
- 独・10月失業者数:-3.9万人(予想:-2.0万人、9月:-3.1万人←-3.0万人)
- 【金融政策】
- 日銀金融政策決定会合:金融政策の現状維持を決定
- 「短期金利、マイナス金利を-0.1%に維持」「長期金利目標をゼロ%程度に維持、上限を設けず必要な金額の長期国債を購入」「ETF、年12兆円の残高増加ペースを上限に必要に応じて購入」など
要人発言
- 日銀展望レポート
- 「2021年度実質GDP見通し+3.4%(7月時点+3.8%)」
- 「2022年度実質GDP見通し+2.9%(7月時点+2.7%)」
- 「2021年度コアCPI見通し0.0%(7月時点+0.6%)」
- 「2022年度コアCPI見通し+0.9%(7月時点+0.9%)」
- 黒田日銀総裁
- 「日本のインフレ高進リスクは極めて限定的」
- 「円安による輸出増加、従来よりも低下している」
- 「現時点の円安は日本経済にマイナスではない」
- 「現時点でYCCによってさらなる円安になりそうもない」
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■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所・大阪取引所・日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。
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■投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客さまご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください。
株式会社フィスコ
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