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ドル・円は下げ渋りか、米長期金利の低下も株高継続で円売り

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、米長期金利の低下も株高継続で円売り」

9日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米長期金利の低下で、ドルに下押し圧力がかかりやすい見通し。ただ、欧州中銀(ECB)は回復に慎重な見方を示し、ドルは下げづらい。また、株高基調が維持されれば、円売りが見込まれる。

前日の取引で、米長期金利の低下を受けドルは一転して下落基調に振れた。ユーロ・ドルは1.2060ドル台に値を戻し、ドル・円は105円10銭台に下落。本日アジア市場でもその流れが受け継がれ、全般的にドル売り基調に振れている。ドル・円は105円を割り込み、クロス円も追随。一方、日経平均株価はプラスを維持し30000円の大台回復を見込んだ円売りも観測され、クロス円の下げを弱める手がかりに。また、NY原油先物(WTI)も強含み、同様に円買いを抑制する要因となっているようだ。

この後の海外市場でも米長期金利や株価、原油価格が注視されるだろう。米国債の入札が相次ぐなか、長期金利は引き続き低下の可能性があろう。その際にはドル売りに振れ、主要通貨を押し上げる展開となりそうだ。ただ、ラガルドECB総裁は8日の欧州議会で、新型コロナウイルスによる打撃で域内経済の今後の回復に慎重な見方を示しており、一段のユーロ買いは想定しにくい。他方、米バイデン政権の政策期待で株式市場は上昇基調を維持し、リスク選好的な円売りがドルを下支えしよう。


通貨別分析

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