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ドル・円は底堅い値動きか、英・EUの交渉にらみ欧州通貨売り継続

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は底堅い値動きか、英・EUの交渉にらみ欧州通貨売り継続」

11日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。英国と欧州連合(EU)との通商協議が暗礁に乗り上げ、欧州通貨売りでドル選好地合いの見通し。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、インフレ上昇ならドルは売りづらいだろう。

欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は10日の理事会後の記者会見でユーロ高について聞かれ、物価への影響を慎重に判断するとしながらも、「過剰に反応する必要はない」との見方を示した。それを受け、ユーロ・ドルは一時1.1910ドル台まで浮上。一方、英国はEUと自由貿易協定(FTA)で合意できずに離脱する可能性が高まったことで、ポンド売りが優勢となった。欧州通貨は短期的に明暗が分かれたものの、その後は再び歩調を合わせるように対ドルで下落。本日アジア市場では、欧州通貨売りは一服したが、先安観は否めない。

この後の海外市場でも、英国とEUの交渉の行方が注視される。英国のEU離脱協定を一部修正した国内法案をEUが撤回するよう求めたのに対し、英国はそれに反発。通商合意をせずにブレグジットを迎えるとの警戒感で欧州通貨売りが続き、ドルは下げづらい見通し。また、15-16日のFOMCでの政策決定を前に今晩発表の消費者物価指数(CPI)は前回から伸び拡大が予想されており、ドルは売りづらい展開となりそうだ。ただ、強気相場の続いていた米国株が失速し、今晩が続落ならリスク回避的な円買いに押されドルは伸び悩むとみる。

通貨別分析

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