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ドル・円は下げ渋りか、ドル売り継続もユーロの失速で下押し圧力抑制

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、ドル売り継続もユーロの失速で下押し圧力抑制」

1日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派的な政策を意識したドル売りは継続の見通し。ただ、ユーロが失速すればドルへの下押し圧力は弱まろう。円売り基調もドルをサポートしそうだ。

菅官房長官が自民党総裁選に立候補の意向を示したことから、前日の海外市場ではアベノミクスの継承に思惑が広がり、円売りが主要通貨を押し上げた。特に、ユーロ・円主導でクロス円が堅調地合いとなり、ドル・円はそれに追随して一時106円台を回復している。本日アジア市場ではユーロ・ドルが2018年4月以来の1.20ドル台回復に迫り、全般的にドル売り基調に。前日と本日発表された中国の経済指標は底堅い内容となり早期回復が期待され円売り地合いは継続するものの、ドル・円はドル売りで105円半ばに下げる場面もあった。

この後の海外市場は米金融政策や欧米の経済指標が注目される。8月27日のFRB議長の講演以来、今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)でのフォワードガイダンスの強化と量的緩和策の拡大が観測され、目先もドル売り基調が続く。ただ、本日発表のユーロ圏の消費者物価指数(速報値)は伸び鈍化、失業率は上昇が予想される。ユーロ・ドルは1.20ドル台を回復しても、それらの指標が下押しする可能性がある。一方、米国のISM製造業景況指数は強い内容が予想され、早期回復期待が広がれば金融政策にらみのドル売りを抑制するとみる。

通貨別分析

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