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ドル・円は伸び悩みか、明日の米雇用統計控え様子見も

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、明日の米雇用統計控え様子見も」

9日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。中東情勢の緊張緩和期待から株高を背景に円売りが継続する見通し。ただ、米金融当局者の国内経済に関する前向きな評価でドルは売りづらいものの、明日の米雇用統計を前に積極的なドル買いは想定しにくい。

中東情勢の緊迫化が回避され、金融市場には前日海外市場から安心感が広がっている。トランプ米大統領は8日、イラクの米軍施設に対するイランの報復的なミサイル攻撃について米国人の死傷者は確認できなかったとした。また、イランへの軍事攻撃の必要性に否定的な見解を示したことから、両国の緊張は今後緩和に向かうと見方が強まった。そうした動きを受け、本日アジア市場ではリスクオンのムードとなり、日経平均株価の大幅高を手がかりとした円売りがドルやユーロをはじめ主要通貨を押し上げた。ドル・円は、心理的節目の110円が目先のターゲットとして意識され始めている。

この後の海外市場でも、株高を背景にリスク選好的な動きが続き安全通貨のドルや円、スイスフランの売りが先行しそうだ。半面、トランプ政権のイランに対する経済制裁は継続するとみられ、さらに大きな安全通貨売りは想定しにくい。一方、今晩はクラリダ米連邦準備制度理事会(FRB)副議長やウィリアムズNY連銀総裁など当局者による発言の機会が予定されている。前日発表されたADP雇用統計で民間部門雇用者数の増加が目立ち、米国経済の強さに言及する見通し。ただ、10日の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月から鈍化するとみられ、内容を見極めるためドル買いは手控えられるとみる。

通貨別分析

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