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ドル・円は上げ渋りか、米インフレ改善もFRB議長は中立スタンス

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は上げ渋りか、米インフレ改善もFRB議長は中立スタンス」

13日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。今晩注目の米インフレ指標で改善が示されれば利下げ打ち止め観測で、ドルに買いが入りやすい。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)議長の中立的な議会証言は、一段のドル買いを抑制しそうだ。

トランプ米大統領は前日ニューヨークで演説し、焦点の米中貿易協議に言及。報道によると、中国側が合意を望んでいると米国の主導権を強調したうえで、その時期は近いと指摘した。半面、合意に達しない場合には対中関税を引き上げると言明し、12日のNY市場ではそれを嫌気する展開に。ドル・円は米10年債利回りの低下などを手がかりに値を下げ、108円台後半で推移。ただ、米中の摩擦解消への期待は根強く、本日のアジア市場では109円台を回復した。一方、NZ準備銀の予想外の政策金利据え置きでNZドル・円が上昇し、ドル・円の上昇を支援した。

この後の海外市場で、ドル・円は底堅いものの、上昇は限定的となる見通し。今晩発表の米消費者物価指数(CPI)は前年比+1.7%、コア指数は+2.4%と、前回から横ばいと予想される。また、前月比ベースでは伸び拡大も見込まれており、FRBの利下げ打ち止め観測を背景としたドル買いに振れやすい見通し。ただ、対中貿易協議が合意に至っていないなか、パウエル米FRB議長は今晩の上下両院合同経済委員会で金融政策方針への明言は避けるだろう。ドル・円は109円台を維持するものの、パウエル議長の追加利下げに含みを残す発言でドル買いは収縮するとみる。

通貨別分析

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