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ドル・円は伸び悩みか、米中協議の進展期待も米FOMCを見極め

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、米中協議の進展期待も米FOMCを見極め」

29日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米中貿易協議の一段の進展期待が広がるなか、リスク選好的な円売りは継続の見通し。ただ、今晩から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定を見極めようと、ドル買いは入りづらい。

米中貿易協議に対する楽観的な見方が、リスク選好的なムードを後押ししている。トランプ米大統領は28日、両国の合意について予定よりも早くなるとの見通しを示した。合意署名の時期は不明だが、来月チリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でのタイミングが有力視される。それを受け、同日の米株式市場は堅調地合いとなり、NYダウなど主要指数は強含んだ。本日の東京株式市場でも日経平均株価の上昇を手がかりとした円売りが優勢となり、主要通貨を押し上げた。ドル・円は前日NY高値を上回る109円07銭まで値を上げる場面もあった。

ただ、ドル・円はこの後の海外市場でも上値の重い展開となりそうだ。ジョンソン英首相は28日の総選挙に関する動議の否決を受け、総選挙に向けた新たな法案を今晩提出する方針。英政治情勢の不透明感で、米中協議を好感した円売りは抑制されよう。一方、今晩から開催されるFOMCでは、足元の低調な経済指標から追加利下げの決定が見込まれている。本日発表の10月消費者信頼感指数は9月を上回ると予想されるが、利下げ観測を弱める材料にはなりにくい。ドル・円は円売りにより109円台を回復する可能性はあるが、積極的なドル買いは後退し節目付近のドル売りに下押しされよう。


通貨別分析

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