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ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ鈍化への過度な警戒は後退

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ鈍化への過度な警戒は後退」

7日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。前週末に発表された米雇用統計は強弱まちまちで、今月末の追加利下げ観測を織り込む売りが出やすい見通し。ただ、インフレ鈍化に対する過度な警戒は弱まり、ドル売りは抑えられそうだ。

4日発表の米9月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+13.6万人(予想+14.5万人)、平均時給は前年比+2.9%(予想+3.2%)と、市場の予想を下回った。雇用者数は8月分が上方修正されたものの、賃金の伸び鈍化でインフレ上昇期待は低下。それを受け、連邦準備制度理事会(FRB)による今月末の追加利下げ観測が再燃している。半面、失業率は3.5%(予想3.7%)と1969年以来50年ぶりの水準に低下したことが好感され、この日のNY市場でドル・円は107円台に回復する場面もあった。週明けの東京市場では、強弱まちまちの雇用統計に思惑が交錯し、方向感の乏しい値動きとなった。

この後の海外市場では、材料難のなか引き続き米金融政策がテーマとなろう。今週はインフレ指標の発表が予定されており、市場の関心は10日の9月消費者物価指数(CPI)に向かいやすい。CPIは現時点で前年比+1.8%と前月から上昇、コア指数は横ばいの同+2.4%の見通し。今回の雇用統計は評価が分かれ、賃金の伸び悩みにより追加利下げ観測は広がりつつある。しかし、日本時間の本日早朝に講演したジョージ米カンザスシティー連銀総裁は「現在の状況では低インフレへの懸念は不要」と発言。そのうえで政策金利の据え置きを主張しており、過度な警戒によるドル売りは抑えられそうだ。


通貨別分析

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