
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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『最新のドル/円相場を解説』
最新のマーケット情報まとめ
<現在の値動き>
・早朝は159円70台まで上昇(先週末高値付近)
・介入警戒+片山財相の円安牽制発言を受け、159円20台へ軟化
・その後反発するもダブルトップを形成し、再び下値へ押し返される展開
<テクニカル分析>
●週足チャート
・移動平均線(13日・26週・52週)3本とも上向き → 強気のパーフェクトオーダー(上昇基調)
・RSIは50ライン上で推移 → 基本的な上昇トレンド継続
・ダブルボトムのネックラインを終値ベースで突破 → 次のターゲットは160円、さらに2024年高値161円90台
●日足チャート
・152円をボトムとするダブルボトムのネックラインも終値ベースで突破
・移動平均線(10日・20日・80日)3本とも上向き → 強気のパーフェクトオーダー継続
<介入警戒の高まり>
・日韓財務省会合(3月14日)韓国副首相が「円とウォンの過度な変動に対し、必要なら共同対応する」と発言
・片山財相の発言「断固たる措置を含めた姿勢でいる」と牽制
<イラン情勢>
・トランプ大統領が今週イランへの強攻撃を明言
・ハセット委員長は「イラン戦争は最大6週間」と発言するも長期化懸念は残る
・イラン側も「必要な限り自衛する」として停戦の気配なし
<本日の注目経済指標>
・米3月ニューヨーク連銀製造業景気指数
・米2月鉱工業生産
<結論>
ドル円は週足・日足ともに強気のパーフェクトオーダーが揃い、ダブルボトムのネックライン突破も確認された。テクニカル的には160円→161円90円台を目指す上昇トレンドが継続している。ただし、160円付近では為替介入への警戒が強く、日韓協調介入の可能性も浮上しており、上値は重い。一方、イラン情勢の長期化による有事のドル買いと原油高がドル円を下支えしており、158円台では押し目買いが入りやすい環境でもある。今週のFOMC・日銀会合の結果と、イラン情勢の続報が相場の方向性を左右する最大のポイントとなる。
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。


