
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2026年2月17日 19時00分
【2月18日(水)】オーストラリア4Q賃金指数、RBNZ金利発表、イギリスCPIほか #外為ドキッ
9:30 オーストラリア 10–12月期賃金指数(前期比)
【前回】0.8% 【市場予想】0.8%
■ 注目ポイント
今回の賃金指数(WPI)は、2月3日に利上げを再開(4.10%から4.35%へ)させたRBAの判断を裏付ける、極めて重要なデータとなります。17日に公表されたRBA理事会議事要旨では、「インフレ率を目標に戻すためのリスクが上向きに傾いている」と指摘され、追加利上げの選択肢が明確に議論されていたことが判明しました [1]。
特にサービスインフレの主因となる賃金の伸びが、RBAの想定(年率約4%ペース)を超えて加速しているかが焦点です。議事要旨で強調された「データ次第(Data-dependent)」という姿勢から、今回のWPIが予想を上振れれば、3月の連続利上げの可能性が急速に現実味を帯びることになります [1]。
■ FX視点
- 豪ドルが買われるケース(上昇)
WPIが予想(0.8%)を上回り、0.9%以上の強い数字となった場合。
議事要旨で示された「追加利上げの検討」が具体性を帯び、日豪金利差の拡大期待から豪ドル買いが加速します。
- 豪ドルが売られるケース(下落)
WPIが0.7%以下など、予想を下振れた場合。
議事要旨におけるタカ派なトーンを打ち消す形となり、豪ドル買いポジションが巻き戻される可能性はあります。
10:00 ニュージーランド RBNZオフィシャル・キャッシュレート
【前回】2.25% 【市場予想】2.25%
■ 注目ポイント
今回のRBNZ会合は、昨年12月に就任したブレマン新総裁の下で行われる初の政策決定です。市場予想は据え置きですが、10–12月期のインフレ率が3.1%と目標上限を突破したことを受け、これまでの緩和路線から「利上げ再開」へと舵を切るかどうかが最大の焦点です。
声明文や記者会見で、インフレ抑制を最優先する姿勢を強める(タカ派化)のか、あるいは10年ぶり高水準にある失業率(5.4%)などの景気減速を懸念して慎重さを保つのか、新総裁のバランス感覚が試されます。
■ FX視点
- NZドルが買われるケース(上昇)
年内の利上げ再開を明確に示唆するなど、タカ派的な声明・予測(OCRトラックの上方修正)が出た場合。
インフレ高止まりを背景に、利上げ開始時期の観測が前倒しされ、NZドル買いが加速します。
- NZドルが売られるケース(下落)
労働市場の悪化や景気配慮を強調し、早期の利上げに対して否定的な姿勢を示した場合。
利上げ期待が剥落し、直近で買われていたNZドルの手仕舞い売りが優勢となります。
16:00 イギリス 1月CPI(前月比)
【前回】0.4% 【市場予想】-0.5%
■ 注目ポイント
1月は年末商戦後の季節的な価格調整(セール等)により、例年マイナス圏になりやすい月です。市場予想も「-0.5%」と大幅な下落を見込んでいます。
最大の焦点は、イングランド銀行(BoE)が2月会合で据え置きを決定した際にも懸念していた「サービス価格の粘着性」です。もし下落幅が予想より小さければ、インフレのしぶとさが意識され、市場で高まっている3月利下げ開始の期待が揺らぐことになります。
■ FX視点
- CPIが強い場合(下落幅が小さい or プラス)
インフレ鈍化のスピードが鈍いと判断され、BoEの利下げ開始時期が5月以降に後ろ倒しされるとの見方から、ポンド買いが強まりやすくなります。
- CPIが弱い場合(下落幅が大きい)
インフレ鈍化が鮮明となり、3月利下げがほぼ確定的となります。
市場は既に3月利下げを8〜9割方織り込んでいますが、完全に織り切る動きや、その先の連続利下げまで意識されれば、ポンドはもう一段の下押しを試す可能性があります。

※Bloombergのデータを基に作成
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