
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha
『最新のドル/円相場を解説』
最新のマーケット情報まとめ
<相場見通し>
・方向感に乏しい展開が継続すると予想
・米国の重要経済指標の予定なし(PMI改定値のみで影響限定的)
・ベネズエラ情勢はある程度市場に織り込み済み
・156円前半を中心としたレンジ相場が継続しやすい
<テクニカル分析>
・中レンジ想定
下値サポート:156.10円付近、心理的節目の156円
上値レジスタンス:156.80円~157円付近(157円突破は難しい)
・小レンジ想定
下値サポート:156.20円前半
上値レジスタンス:156.45~50円付近
<その他>
・ダウ平均が史上最高値更新(昨日)
・日経平均株価も史上最高値更新(本日)
・エネルギー株・金融株の上昇が牽引
<ベネズエラ情勢の影響>
・石油関連
ベネズエラは世界最大の石油埋蔵量を保有
米国企業がアクセスできる可能性から石油関連株が上昇
10年で1,000億ドル規模の投資が必要(トランプ大統領発言)
一方で生産増加見通しから原油先物が下落する場面も
<貴金属関連(新たな注目点)>
・米国テネシー州に世界最大規模の貴金属製錬所建設計画(2029年稼働予定)
・南米を供給元とし、ベネズエラが有望視される
・ベネズエラの金埋蔵量は南米最大級?
・石油だけでなく貴金属関連が本当の目的という見方も浮上
<リスク要因>
・ベネズエラの背後に中国が存在
・米国が深く関与した場合の中国の対応に懸念
<結論>
・本日のドル円は156円前半中心のレンジ相場を想定。押し目買い・戻り売り戦略が有効
・株価の堅調さ(エネルギー株・金融株の上昇)がドル円の下値を支える可能性
・ベネズエラ情勢は石油関連だけでなく、貴金属関連が本命という新たな見方も浮上
・中国の動向など地政学リスクへの警戒は引き続き必要
・株価が堅調に推移すれば為替市場にも影響が波及する可能性あり
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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」、ラジオ(ニッポン放送)でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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