「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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目次
今日のドル円 トレードシナリオ
テクニカル分析で環境認識
①日足:80日線を支持に下げ渋る・・・前日に148円台前半で伸び悩むと反落。10日移動平均線を下抜けて148円割れで引けました。ただ、80日線を下値支持に下げ渋っています。直近は概ね147.00円‐148.50円のレンジ推移となっており方向感がない値動きが続いています。本日もレンジ内の推移が続くかレンジをブレイクして新たな動きが生じるか、注目です。
ドル/円 日足チャート
トレード方針:押し目買い方針
②相場展開の予想・・・148.00円を挟んだレンジ推移が続いていますが、上昇基調に変化はありません。また、レンジ下限147.00円に近い水準のため押し目買いポイントを探っていきましょう。
③トレードタイミング・・・押し目買いポイントは、147.00円付近とみます。また、147.50円を明確に突破すれば上昇の勢いが強まる可能性があるため買い場がありそうです。
ドル/円 60分足 ネオチャート(図1)
ドル/円 外為注文情報(図2)
https://www.gaitame.com/markets/order/
注目経済指標・イベント
④ポイント解説・・・ 今夜は、米12月JOLT求人件数が発表されます。市場予想は875.0万件と前回(879.0万件)からわずかに減少すると見られています。週末に米1月雇用統計を控える中で結果に注目が集まります。しかし、本日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため予想と結果に大きな乖離がない限りドルは方向感を欠く相場展開となりそうです。
1/30(火)
21:00 メキシコ10-12月期GDP・速報値
23:00 米11月FHFA住宅価格指数
23:00 米11月ケース・シラー住宅価格指数
24:00☆米1月消費者信頼感指数
24:00☆米12月JOLT求人件数
24:30 ナーゲル独連銀総裁講演
----- IMF世界経済見通し
1/31(水)
09:30☆豪10-12月期消費者物価指数
10:30☆中国1月製造業PMI
※☆は特に注目の材料
『17時からFXライブ配信』
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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