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FX/為替「ドル/円、一時的に方向感喪失 次の焦点は11日の米CPI」 外為どっとコム トゥデイ 2024年1月9日号

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年1月9日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼8日(月)の為替相場
(1):独経済指標はマチマチの結果
(2):中国人民銀 「多様な金融政策ツールを活用」
(3):NY連銀1年先インフレ期待が3年振り水準に低下

▼8日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:大きく動きが傾く公算は小さい/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

8日(月)の為替相場


期間:8日(月)午前7時00分~9日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):独経済指標はマチマチの結果

独11月製造業受注指数は前月比+0.3%と市場予想(+1.1%)を下回った。一方、独11月貿易収支は輸出の伸びを背景に204億ユーロの黒字(予想180億ユーロの黒字)だった。

(2):中国人民銀 「多様な金融政策ツールを活用」

中国人民銀行(PBOC)は、経済全体のファイナンス規模と与信の適切な伸びをしっかりと支えるため、預金準備率など多様な金融政策ツールを活用すると表明。国営新華社通信がPBOCの掲げる2024年の優先課題として伝えた。

(3):NY連銀1年先インフレ期待が3年振り水準に低下

NY連銀発表の1年先インフレ期待は3.01%と2020年12月以来3年ぶりの水準に低下。これを受けて米10年債利回りが一時4.0%を割り込むとドル/円は143.65円前後まで下値を切り下げた。

8日(月)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:大きく動きが傾く公算は小さい

昨日のドル/円は米国インフレ期待の低下を受けて一時143.60円台に下落した。NY連銀が発表した12月の1年先インフレ期待が3.01%と3年ぶりの低水準になったことで米10年債利回りが一時4.0%を割り込んで低下。ドル/円も一時143.65円前後まで下落した。ただ、売り一巡後は米国株の大幅高もあって144.20円台へとやや持ち直して取引を終えた。
前週末の米12月雇用統計は見た目ほど強い内容ではなかったものの、3月の利下げ開始を正当化するほど弱くもなかったことから、ドルは一時的に方向感が出にくくなっているようだ。市場は、次の焦点として11日に発表される米12月消費者物価指数(CPI)に注目している。このため、ドル/円は本日もどちらか一方向に大きく動きが傾く公算は小さいだろう。145.00円の節目を突破して買い上がる動きは想定しづらい一方で、200日移動平均線(143.38円前後)を割り込んで下げ足を速める展開も考えにくい。

注目の経済指標:米11月貿易収支

注目のイベント:バーFRB副議長講演

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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